『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

2013-01-01から1年間の記事一覧

ライターは「歴史家」にもなれる!?

先日、某社開催のセミナーに参加してきました。 この日の講師は、経営史を研究されている大学教授。私にとって、とても印象的な内容を語られていました。とくに印象に残ったのは、「社史の執筆者は、歴史家である」という趣旨の話。今の私には衝撃を受けるひ…

【原稿】誤りを文章上達のチカラにする3つの質問

完璧な文章などといったものは存在しない。 ご存じの人も多いでしょうが、作家・村上春樹氏が作品に書いた一節です。たとえ歴史に名を刻むような作家であっても、書き上げたばかりの原稿には、必ず「朱」が入る箇所、つまり誤りが出てきます。それは、完璧な…

自作原稿の「朱」、すべて公開します!

書き上げた原稿を見直し(校正)、誤りや要修正の箇所を記すことを『原稿に朱を入れる』といいます。朱が入った原稿をライターが見せるなんて、よほど必要に迫られないと、まずやりません。が、今回はあえてやっちゃいます! (明日アップ予定のブログ記事に…

新規事業を見直しさせた2つの言葉

私はこの2カ月半あまり、新しい事業の準備をすすめてきました。取材から出版までをワンストップ展開する「ミニ出版支援サービス」です。この事業を深化させようと幅広い業種の方々と出会う中、「そうか、これは事業の見直しが必要だ」と思った2つの言葉があ…

2013年夏、大阪でライターを考える人に伝えたい3情報+1

一部の方には不謹慎な発言かも知れませんが、世間的にはまもなくボーナスを迎える時期ですから、このタイミングに転職をされる方も多いのではないでしょうか。転職は、長期的に計画立てて実行される方も大勢いらっしゃいますが、なかには衝動的にスパッと辞…

Dpub 8 で思わずリスペクトした、ブロガーさん達の行動

縁あって、大阪で開催された「Dpub 8」なるイベントに参加しました。ページから引用させていただくと、このイベントは 2010年にスタートした、TwitterとiPhoneを愛する人の集い アプリや関連サービスの開発者さん、著者さんや編集者さんなど出版関係の方、ユ…

『自宅作業っていいね!』5つの理由

シェアの形で事務所に机を置いている私。でも、ここ最近は機密性の高い仕事が多いので、平日は自宅で作業するスタイルに切替えはじめました。 自習用ルーム、カフェ、ビジネス図書館などいろいろな場所を原稿執筆のために利用してきましたが、 ここに来て「…

『アイデアの自己保有』は、95%失敗する

誰にだって1度や2度は、「あっ、イイこと思いついた!」って経験があるはず。 ひらめいたアイデアは、他人に盗まれたくない!そっと自分の胸の内にしまい込んで。 そう思うのが、人間ってもんでしょう。そんな『アイデアの自己保有』は、たいてい失敗します。…

仕事残してるのに…『まあ、一杯。』が断れなかった後の行動2パターン

職種に関わらず、たとえ仕事を残していても、「まあまあ、一杯どうだね?」が断れない事って、あるもんです。ライターの場合は、原稿を書くのが仕事ですから個人差はあれど、酒が入って仕事をするのはツラいものがあります。 それでも、納期は待ってくれない…

雑誌原稿を書き慣れてついた『悪いクセ』、そして補正。

最近お仕事しているクライアントの中に、新聞記者の経験がある担当者がいます。 普段なら面倒な書き直しも、この人が言う事が的確なので、こちらとしては「そうやんな~」と納得して、コチコチ書き直しています。そんな原稿のやり取りを1カ月ばかりつづけて…

プレゼンは『配布用資料』から作ると必ず失敗する!

セミナーや講演会などで、何度か登壇させていただいた経験がありますが、先日は自分が主催者として初めての、説明会を行いました。主催者ゆえ、呼ばれる立場よりも「失敗が許されない」ものですが、自己評価としては、結構な惨敗ぶりに。その原因として、表…

新しい事業に関係しそうな3つのウェブサービス

私が着想する新しい事業は、『ライターによるミニ出版支援サービス』です。これをアイデア→事業化していく上で参考にした2つのサービスをご紹介します。

ライフワークを『見える化』する7つの行動

昨日はライフワークについて書きましたが、今回は、私自身がライフワークを『見える化』していった経験を振り返り、その行動を挙げてみました。

ライフワークって、何だろう

まだまだ詰め切れていない部分があるものの、これからスタートさせる「ミニ出版支援サービス」は、ほぼライフワークといえる事業と考えています。この『ライフワーク』って、一体何なんでしょうか。まず、ここから考えていきたいと思います。

出してあげたかった、祖母の本。

新事業スタートに向けた、大きな一歩を踏み出す事になりました。今週末25日(土)に、モニター向け説明会を開催します!モニターは、「事業化に向けた検証」と「スタート時の制作実績」を確保する目的。簡単にいうと、机上で組み立てた手順が現実的に可能か…

仕事が忙しくても、時間の遣い方は上手くならない。

日々激闘のライター生活を送ってきた私ですが、 この4~5月は比較的ゆっくりと、 自分のペースで仕事を進めることができています。 基本的にライター業は、仕事をいただいてナンボな商売ですから、 こんなマイペースな私を使ってくださるクライアントの皆様…

いまさら・・・自分流の『Evernote』活用法を見つけた!

流行していた時期の記憶すらあいまいなほど、すっかり「使う人が、日常的に使っている」存在になったEvernote。たくさんの有料・無料アプリも登場し、使う人にとってはかなり優秀なサービスとなっているのでしょう。 でも、「世間で流行している」という理由…

『掲載実績』に加えるべき原稿?

きっと、10年後には意味のわからない言葉になっているでしょうが、今日の私は、「激おこぷんぷん丸」です! とある納品原稿が、修正を経て公開されたのですが、自分とは違う人が手を加えているため、細かなミスが。また、内容も大幅に変えられてしまい、読者…

『いい餅屋』の見つけかた。

昨日、新事業の相談をするために、ある方とSkypeでお話をしていました。そんな会話の中で出てきたのが、「餅は餅屋」という言葉。ー餅屋が作った餅が自作よりも旨いように、専門的な事はその道のプロに任せよう。という意味ですよね。 さて、そんな餅屋。Goo…

メモ:学歴の計算式

取材や原稿執筆中、とっさに「入学・卒業年度」が知りたい事ってよくあります。パソコンの前にいれば、学歴計算などのワードでググればいくらでも自動計算できるページを見つけられます。でも、そんなに複雑という訳ではないので、『計算式』を覚えておいて…

5歳に聞く-『ライターってどんな仕事?』

偶然知ったのですが、人気を博した書籍「13歳のハローワーク」が出版から10年になるそうです。 13歳のハローワーク作者: 村上龍出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003/12/02メディア: 大型本購入: 16人 クリック: 566回この商品を含むブログ (242件) を見る …

ご提案「GW休めそうなライターは、最終日にこれやっとこう!」

クリスマスや年末年始、お盆など世間的には、多くの人が休業となるタイミングが年に何回かあります。でも、ある程度は定量的に仕事が入るライターさんは休めませんよね?なぜなら、雑誌やムックの制作時期が重なるからです。そんな休業期間ですが、GWだけ…

『仕事が途切れた』原因はコレだった

突然ですが、クイズです。「フリーライターが、ずっと抱えている不安って何?」

ご報告。

親しい方にはお話していましたが、昨年末以来、ずっと病気に悩んでいました。実は、先天性の異常が腎臓周辺に見つかったのです。とはいえ症状が出ることもなく、どうしていいものやら。そうして、悶々としながら仕事をしてきました。手術をする方向で話がま…

日本・エジプトの『とある共通点』に学ぶ

海外旅行といっても、3時間半ほどで着くグアムへ、たった1度しか行ったことがない私。しかし、ありがたくも私の周囲には、成田からの直行便で12~14時間もかかる『エジプト』へ度々赴任している友人がおります。

知ってます?ICレコーダーの『リニアPCM』録音

先日のこと。大事な取材が、まさに今から始まるというタイミングで、愛用のICレコーダーが壊れました。最初の画面でフリーズしてしまい、反応がなくなったのです。「ICレコーダーなしで大丈夫ですか?」なんて先方さんに心配されるも、「まあ、記者時代は(I…

『ほぼ日のアレ』をタスクに使ってみる

ほぼ日手帳のユーザーさんなら、アレの正体を、この画像でおわかりだと思います。若干カラフルにしておりますが、フレーズが綴られたアレです。

敵をつくらない為の思考転換術

人間誰しも『好き嫌い』というものはあって、とくに嫌いという感情は、相手がどうであっても感じてしまうものだと最近つくづく思います。それでもフリーランスとなったからには、どんな場所でも悪口を慎み、実感がなくとも頷く事が必要なときがある。なるべ…

『雑誌で名著を読み返す』のが効果的かも知れない。

自宅で仕事をしていたある日、たまたまお昼にテレビをつけると、「100分de名著」なる番組が放送されていました。お昼休みはウキウキウォッチングする事が多い私ですが、伊集院光さんの知的かつユーモアさがあるコメントにひかれて、以来、ちょくちょく観るよ…

PW12:焦らず、背伸びせず。ライターはまず『地方』から。

目標や志は高く持て!とは言いますが、実際に起こすアクションは焦ったり、背伸びをしたりせず着実に取り組んで、力をつけていくことが大切ですよね。それは政治/選挙ライティングでも同じです。ネット選挙が解禁になるからといっても、今夏出馬するような…