『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年も、ライター業で家族4人を養いました

2014年もあと3日ということで、週末に経理関係の〆を行いました。 フリーランスになって4年が過ぎましたが、仕事はようやく安定したもよう。売上ベースですが、今年は前年とほぼ同額となりました。経費を換算してませんが、概ね会社員時代の収入に戻した感覚…

「書く」つながりと祖母への供養

少し前のことになるが、生前の祖母を紹介した記事を新聞に載せていただいた。 祖母や母の友人、知人など思わぬ方から反響もあった。一様に喜び、懐かしむ気持ちが伝わる電話口の声に、私は「少しくらい“ばあちゃん孝行”ができたかな」と安心感を覚えた。私自…

「webサイト開設準備」という視点でのFacebookページ作成

私は文章を書くプロですが、webサイトを自作できるスキルはありません。 近年ではJimdoやWix、グーペのような素人でも自作できる作成サービスも登場していますが、いくら操作が簡単でもやはり時間がかかります。とくに忙しい時期は、面倒な作業を受け入れる…

自分の能力を生かす&ブルーオーシャンな仕事を見つけるまで

「出版はゴールではない」 これは、今夏に自著を出版する際、デジカルの香月社長からいただいた言葉です。 そもそも私は以前から、 本の原稿執筆をサポートし、出版に結びつける仕事を事業化させようと様々に奔走してきました。出版はこれを拡大したいとの想…

お歳暮の「断り方」。

私は個人事業主なので数は多くありませんが、お歳暮をもらうことがあります。 ありがたいことに毎年必ず贈ってくださる著者様もいるのですが、 こちらとしては「発刊をもって契約終了」なので、申し訳ない限りで・・・ 自分としては、発刊した年度を過ぎてから…

深夜作業、原稿執筆のお供に。カフェインレスコーヒーのすすめ

唐突ですが、コーヒーって良いですよね。 眠気を覚ます以外にも、リラックスしたい時、ホッとひと息ついて休みたい時なんかに 薫り高いコーヒーがあると気分も最高です。 毎日のように原稿を書いている私は、 秋~春の期間は、ずっとコーヒーを飲んでいます…

これは失敗!「あー、“やっつけ仕事”だな」と思う原稿とは?

10年以上も物を書いていると、 「あー、これは“やっつけ仕事”で書いた原稿だな」って、 一読すると、なんとなくわかるようになります。 これは書き手の文才や要領ということではありません。多くの場合は、確認不足。 執筆時間が足りないのか、原稿を読み返…

6歳の息子に語る『自分の本を出すために必要なこと』

6歳になる息子が、こんなことを聞いてきました。 「大人になって、自分の本をつくるにはどうしたらいい?」 まだ6歳ですから、ここで業界の仕組みや出版の流れ、電書のデータ制作方法を説明しても 到底理解できないでしょう。 そこで私は、こんな話をしまし…

いつも風邪ひきの人が、インフルエンザ予防接種を打つタイミングとは

「冬場って、ずっと風邪ひいてるねん」 私も含め、周囲にはこうした方がたくさんいます。 仕事がら、そう体力はないし、睡眠不足の日も多い。休養なんて取れません。 なので、 風邪をひく→治る→また風邪をひく というサイクルから逃れることが難しいのです。…

ギニアのために、自分のおやつを我慢してみる。

私はそれほど友人が多くありませんが、ひとり自慢できる人がいます。 彼は世界一の最貧国の一つといわれるギニアで事業を興し、具体的な形で現地の人を支えています。 折しも現在は、悪名高きエボラ出血熱の影響で渡航が叶わないということ。 この間を使って…

人に利用されても、腹を立てない方法。

カミングアウトします! 私はけっこう「利用されやすい」人間です。 なぜなら、 誰かにとって有益な情報は、惜しげなく伝える フリーランスは「時間を切り売りしている」にも関わらず、無償で動く 相手を信じて、さらに奉仕をしてしまう という性格だから。…

『飽きっぽい性格』の私が本を出版できたワケ

長くお仕事を共にしている方はご存じだと思うのですが、 私はとても『飽きっぽい』性格の持ち主です。 収入に直結する仕事は、限界ギリギリまで依頼をお受けしますが、 ・個人ブログの更新 ・セミナー企画 ・新たな人脈に出会うための諸活動 といったものは…

事業化できたのは、ある考えを大事にしたかったから。

着想したものを事業化するには、何が必要でしょうか。 お金、時間、協力者、戦略、マーケティング、運・・・いろいろな要素が挙げられるでしょう。さらにはその根底に「何がなんでも成し遂げる」という想いや情熱があり、そちらを重視するという人もいると思…

ライフワークによる未来への貢献

前回記事では、思いの丈を綴ろうと常体で書きましたが、 今回は考えもまとまってきたので、いつも通り敬体/改行入れ形式で書く事にします。 私がライフワークとしてこれから本格展開する『書籍執筆サポートサービス』は、 「自力で書籍の原稿を書きたい!」…

ライフワークと他者への貢献

体を壊し、会社員を離れて4年が過ぎた。妻と子どもを養う義務を追っているにも関わらず、一時は無職となった私だったが、ライターとして生きる道を模索し、今日がある。 一昨年あたりから安定感が出てきたこともあって、自身の「ライフワーク」なるものを考…

『Amazon Kindle 執筆術』出版しました!

このたび、自著 『経営者・フリーランスのための Amazon Kindle執筆術:-コンセプトを磨いて集客に役立てよう!』 を出版いたしました。 平素は、他の著者と「二人三脚で本を出版する」のが私の仕事であり、半年前には、自分が出版するということなど想像も…

『フリーランスなパパ』が自宅作業をする効用

シェアオフィスから撤退し、自宅で作業をするようになって半年が経ちました。 書籍ライターは、資料管理が重要であり、 子どもがいる自宅での作業は不安が伴います。 それでも必要に迫られて、自宅作業にシフトしたのです。 当然ながら、この半年間は不自由…

『フリーランスに休日はない』ことの妥当性

NEXCO東日本・中日本・西日本、JB本四高速、日本道路交通情報センターが 今年7月に発表した渋滞予測を見ると、 昨日あたりからお盆休みを取っている企業が多いようですね。 業種によっては、お盆休みのピーク期を避けて設定する、社員が交代で休暇を取るなど…

『空気が読めない』人こそムードメーカーになれる!

世の中には、 1,「自分は空気が読める」と思っているが、実は読めてない人 2,「自分は空気が読めない」といつも悩んでいるが、そうでもない人 3,とくに意識もせず、そこそこ空気が読めている人 と、3種類の方がいると私は考えています。 別に専門家でもな…

『孤高のライター』が群れる仲間とは?

先日、あるフリーライターの方からメッセージをいただきました。 承諾を得た訳ではないので、そのまま引用はしませんが、 「会社員時代と違い、フリーライターはときに孤独を感じる」とのこと。 会社員なら自らが行動せずとも、仕事をともにする同僚や上司、…

ネガティブな詮索は信じないと決めた。

※5-16修正:文調を変えました。 私は「相手の心を詮索して、次の行動を決める」癖があります。 言い換えればこの癖は「相手の空気を読んで行動する」ことであり、問題ではないように感じられるかも知れません。しかしながら、困った事にこの詮索が正しいとは…

風を感じる喜びとライターの仕事。

「フリーライターをやってて、よかったな」と思う瞬間は色々ありましたが、最近感じた事を一つ。 それは、作業部屋の窓からスーッと吹き抜ける風を感じた時です。 都会の真ん中にあるマンションゆえ空気は良くないでしょうが、爽やかな気分とともにささやか…

「働くこと」に対する私感

なかなか忙しい毎日を送っているが、先日妻と久しぶりに子育て以外の話題で長話をした。 テーマは「働くこと」。お金以外の理由で、なぜ働くのかという理由を語り合った。 今日もテイストは固めだが、ありのままに綴ることにした。

連休?周りは働いているんだが。

メッセージ性を強めるため、テイストを変えて書くことにする。 大型連休中の今日もそうだが、いわゆる「世間的に休日がつづく期間」には、 おれだけ仕事なんだよ・・・ 世間は休みでいいよなー 的な投稿が私のTL上にズラリと並ぶ。 もちろん自分も仕事をし…

「数字で見る」って、かなり使えると思う!

お世話になっている方の会社ホームページが、近頃リニューアルされたそうです。 株式会社デジカル|読まれるモノとコトをデザインする http://www.digical.co.jp/ このトップページの下方に「4つの数字」が表示されているのですが、 これが非常にわかりやす…

孫子の兵法に学ぶ執筆術

恥ずかしながら、私はこの年になるまで「孫子」を精読できていませんでした。 学生時代は、多くの同世代と同様に三国志にハマり、 いわゆる孫子の兵法については、有名どころをおさえることはできていたのですが、 全体を俯瞰して内容を把握することができな…

物書き、クリエイターも注意!就寝時の動悸、コーヒーが原因かも!?

まず冒頭に記しますが、以下の記述は医学的見地に基づくものではありません。 あくまで私の体験です。

営業時、専門性に加えて相手に話す1つのこと。

フリーライターとしては4年目の私ですが、 ありがたいことに、ここ1年半ほどは絶え間なく仕事が入っています。 とはいえ「いつ仕事が消滅してもおかしくない」のがフリーランスですから、 定量的に新規問い合わせへ対応したり、営業を仕掛ける必要があります…

『専門ライター』、仕事が多そうな分野とは?

私は企業サイトやPRツールなど一般的な情報発信に関するライティング、 社史やビジネス書といった長文の原稿、 資源物や産業廃棄物といった環境分野、ラベルやパッケージといった包装分野が得意ジャンルです。 こうした専門性は、職業ライターとして生きてい…

職業ライターとして働く方法

私の周りでは、就職できないまま大学を卒業した後輩が何人かいます。 事情はさまざまあるようですが、 景気の動向にかかわらず、就職せずに4月を迎えた人も少なくないでしょうね。 とはいえ、実家で親に養ってもらえるほどの余裕もないそうで、 とりあえずは…