『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『雑誌で名著を読み返す』のが効果的かも知れない。

自宅で仕事をしていたある日、たまたまお昼にテレビをつけると、「100分de名著」なる番組が放送されていました。お昼休みはウキウキウォッチングする事が多い私ですが、伊集院光さんの知的かつユーモアさがあるコメントにひかれて、以来、ちょくちょく観るよ…

PW12:焦らず、背伸びせず。ライターはまず『地方』から。

目標や志は高く持て!とは言いますが、実際に起こすアクションは焦ったり、背伸びをしたりせず着実に取り組んで、力をつけていくことが大切ですよね。それは政治/選挙ライティングでも同じです。ネット選挙が解禁になるからといっても、今夏出馬するような…

ライターって、何を売るのだろう?

先日まで、ライフネット生命さんの常務をされている中田華寿子さんの「10万人に愛されるブランドを作る!」を読んでいました。 10万人に愛されるブランドを作る!作者: 中田華寿子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2012/04/20メディア: 単行本(ソフト…

PW11:政治/選挙のお仕事はどこで出会う?

ライターがお仕事と出会うのは、 編集プロダクション 出版社の編集部 フリーの編集さん 同業(ライター)やカメラマンさん などからのコンタクトが多いでしょう。雑誌やムック、webライティングなどはこうした形で話が来て、その先にいるクライアントとの接…

ブログで連載記事を書く際の自己ルール

ちょうど今、私はこのブログで連載を書いています。内容は「政治/選挙ライティング」について。今夏からネットを活用した選挙運動が解禁となる事もあって、このブログの主旨でもある『ライターへの情報発信』という視点でライター向けの内容で連載記事を書…

苦行ライターを卒業します

―毎日深夜までパソコンに向かい、世間でいう休日も働く。ここまでやって、ようやく家族を養えるというのが職業ライターとして働く私の結論であり、現況です。これはライター以外の世界から見たイメージとも、そう相違ないでしょう。慣れてしまえば苦しい事も…

PW10:ライターが手を出してはいけない『2つの原稿』

政治や選挙のライティングでは実にいろいろな文章を発信していきますが、中にはライターが手を出すべきでない種類の原稿もあります。これはあくまで私なりの判断ですが、他のライターさんの参考になれば幸いです。 1.各種SNSの投稿原稿 いわゆるFacebook…

PW09:最初の仕事は『リライト3回』で成功する法則

ある人の頭の中だけに浮かんでいる事を、誰が見てもわかる状態に表す。これがライターの基本的な仕事ですね。取材をして原稿を書く。そして相手の趣旨にあわせて修正し納品するのが、基本的な作業です。こうした事はライターを依頼するクライアントもよく承…

『ブログ上の宣言』が出会いを生んだ件。

―最初の誘いを断ったら、次の機会は永遠にない。これは、とある友人のFB投稿です。(検索できそうなので趣旨で)私は、以前からSNS上ではつながっていたものの、顔を合わせてなら1度しか会った事がない友人と、短い時間でしたが、グラスを重ねてきました。き…

PW08:『あいまいな出典』、使用上の注意。

「日本人の10人に△人がガンになります」「20~30代の若者はX%が非正規雇用です」社会での問題や悩みを解決するために、政党や政治家さんは政策を立案しますが、その背景となる事柄を客観的に示すデータって、すごく重要です。でも、冒頭に挙げたようなこと…

PW07:出典を気にする『クセ』が身を守る

私は少し前まで、ある企業の原稿を書いていました。内容は、その法人が歩んできた歴史。その中で「昭和初期における一般質屋の利息」を参考値として加えたいと思い1時間程かけてインターネットで調べ、原稿に加筆しました。そして・・・数日後。先方からは「…