『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

日本・エジプトの『とある共通点』に学ぶ

海外旅行といっても、3時間半ほどで着くグアムへ、
たった1度しか行ったことがない私。
しかし、ありがたくも私の周囲には、
成田からの直行便で12~14時間もかかる『エジプト』へ
度々赴任している友人がおります。


かれこれ4カ月ほど赴任していたこの友人が、
ちょうど最近帰国したということで、30分ばかり立ち話をしました。
上官から、想いが込もったガチガチのスピーチを聞いた後だったので、
異文化の話がとても心地良く感じた夜でした。

 

◆習慣は違えど、感じる気持ち良さが同じだった。

エジプトの細かな文化や習慣、日本との違いについての情報は、
私よりもっと詳しい方に譲ります。
何より「ハッ」っと気づかされたのが、
タイトルに掲げた『とある共通点』です。

それは、あいさつ
「なーんだ」なんて拍子抜けされる方がいるかも知れませんが、
私は聞いて驚きました。
日本でも、最近では年代に関わらず評価をされていますが、
『元気にあいさつをする』という行為が、
周囲への好感に大きく役立つそう。

その友人曰く、
「必死に英語でコミュニケーションを取るような日々だったけど、
周囲は<あいつは元気がいい>って好印象に思ってもらえたよう。
それが影響したのか、全然知らないエジプト人からも名前を覚えてもらえた」
ということでした。

目をそらしてお辞儀をする日本のあいさつと違って、
目を見て握手をするのがエジプト式。
こうやって、元気よくあいさつをすると
相手の目を見ている分、とても自然な笑顔も確認しつつ
あいさつを交わすことができるので、効果がさらに大きいのかも知れません。


私はというと、
初対面の方と一緒に仕事をする事が多い割りには、
このあいさつがニガテなんです。
最初のあいさつについて意識をもっていれば問題ないのですが、
慌てていたり、考え事をしているときは
とっても素っ気なくなってしまうんですね。
そして、その後は反省&後悔に苛まれます。

元気なあいさつ。
声だけでなく、目を見て笑顔であいさつを交わすことを
できる限り、常に意識してやってみよう。
とある立ち話から、学んだ夜でした。

―残り7年と181日―