『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

私感/信条

「36歳のゴール」に向けて

新サイト「じぶん出版ラボ」の立ち上げ、他社ブログの執筆代行案件などで、半年以上も間、ブログ更新ができなかった。これまでで一番長い休止期間だったが、先日無事に36歳を迎えたということで再開を決めた。 さて、誕生日を若干過ぎてしまったが、相応しい…

タネを蒔く「目的」と「種類」が決まった一年。―2015年を総括して

2016年の年頭に私は、フリーランスになって満6年を迎える。 一般的には節目とされる満5年には間に合わなかったが、自分のライフワークであり、ライスワークにもなる事業の方向性を年内に固めることができた。その方向性は自身の努力で見えてきたというよりは…

2015年、やり残しを防ぐための「シルバーウィークの過ごし方」

2015年も、9月22日をもって残り100日を迎える。 この記事を書いた9月18日の261日前には、私だけでなく多くの方が「今年こそ、これだけはやろう」と決意しただろうが、なかなかできない事柄だからこそ年頭に決意をする訳であり、達成あるいは完遂したという方…

出張を利用して「少人数セミナー」を開くという選択肢。

1日の出張者数について正確な統計を見つけられていませんが、出張が多いビジネスマンのシンボル的なアイテムであるEX-IC(エクスプレス予約)カードの会員は、なんと250万人以上いるとのこと。 また、これと同程度の方が、毎日どこかしらの町へ出張をしてい…

やりたいことをするために、50%だけ嫌でも仕事をする。

先日、知人にお招きいただいたパーティーで、あるアーティストの方(以下、Tさん)の話を聞く機会があった。 当日は人数がある程度いたこともあり、2グループに分かれてトーク→質問という形で進行していたが、私は後の方だったこともあり個人的な質問をする…

入社1週間で仕事がイヤなら『起業』の時期だけ考えてみるといい

2015年の新社会人組は、初めて迎えた週末を終えて2週目に突入しました。 私は最初の会社がいわゆるブラック企業だったので、2週目には「そう長く働けない会社だな」と思うようになったことを覚えています。ちなみにその後は、あまりに酷い状況となり、連休目…

もし大塚家具が社史を作るなら・・・

大塚家具については、27日の株主総会で一つの結論が出たので、おそらくマスコミ報道は一段落すると思われる。 私は株主でも何でもないが、「今後も関係者は大変だろうなー」とネット記事を見ていた。そこでふと思ったのが、「この会社で社史(企業史)を作る…

ネガティブ思考な経営者こそ、新事業が見える。

「起業家や経営者は、ポジティブ思考が大事」なんて言いますが、無理に性格を変えたって仕方ないというのが私の持論です。これまで取材で数多くの経営者とお話してきましたが、ネガティブな方も結構いらっしゃいました。さて、どんな仕事でも「こうなったら…

2014年も、ライター業で家族4人を養いました

2014年もあと3日ということで、週末に経理関係の〆を行いました。 フリーランスになって4年が過ぎましたが、仕事はようやく安定したもよう。売上ベースですが、今年は前年とほぼ同額となりました。経費を換算してませんが、概ね会社員時代の収入に戻した感覚…

「書く」つながりと祖母への供養

少し前のことになるが、生前の祖母を紹介した記事を新聞に載せていただいた。 祖母や母の友人、知人など思わぬ方から反響もあった。一様に喜び、懐かしむ気持ちが伝わる電話口の声に、私は「少しくらい“ばあちゃん孝行”ができたかな」と安心感を覚えた。私自…

6歳の息子に語る『自分の本を出すために必要なこと』

6歳になる息子が、こんなことを聞いてきました。 「大人になって、自分の本をつくるにはどうしたらいい?」 まだ6歳ですから、ここで業界の仕組みや出版の流れ、電書のデータ制作方法を説明しても 到底理解できないでしょう。 そこで私は、こんな話をしまし…

ギニアのために、自分のおやつを我慢してみる。

私はそれほど友人が多くありませんが、ひとり自慢できる人がいます。 彼は世界一の最貧国の一つといわれるギニアで事業を興し、具体的な形で現地の人を支えています。 折しも現在は、悪名高きエボラ出血熱の影響で渡航が叶わないということ。 この間を使って…

事業化できたのは、ある考えを大事にしたかったから。

着想したものを事業化するには、何が必要でしょうか。 お金、時間、協力者、戦略、マーケティング、運・・・いろいろな要素が挙げられるでしょう。さらにはその根底に「何がなんでも成し遂げる」という想いや情熱があり、そちらを重視するという人もいると思…

ライフワークによる未来への貢献

前回記事では、思いの丈を綴ろうと常体で書きましたが、 今回は考えもまとまってきたので、いつも通り敬体/改行入れ形式で書く事にします。 私がライフワークとしてこれから本格展開する『書籍執筆サポートサービス』は、 「自力で書籍の原稿を書きたい!」…

ライフワークと他者への貢献

体を壊し、会社員を離れて4年が過ぎた。妻と子どもを養う義務を追っているにも関わらず、一時は無職となった私だったが、ライターとして生きる道を模索し、今日がある。 一昨年あたりから安定感が出てきたこともあって、自身の「ライフワーク」なるものを考…

『空気が読めない』人こそムードメーカーになれる!

世の中には、 1,「自分は空気が読める」と思っているが、実は読めてない人 2,「自分は空気が読めない」といつも悩んでいるが、そうでもない人 3,とくに意識もせず、そこそこ空気が読めている人 と、3種類の方がいると私は考えています。 別に専門家でもな…

ネガティブな詮索は信じないと決めた。

※5-16修正:文調を変えました。 私は「相手の心を詮索して、次の行動を決める」癖があります。 言い換えればこの癖は「相手の空気を読んで行動する」ことであり、問題ではないように感じられるかも知れません。しかしながら、困った事にこの詮索が正しいとは…

風を感じる喜びとライターの仕事。

「フリーライターをやってて、よかったな」と思う瞬間は色々ありましたが、最近感じた事を一つ。 それは、作業部屋の窓からスーッと吹き抜ける風を感じた時です。 都会の真ん中にあるマンションゆえ空気は良くないでしょうが、爽やかな気分とともにささやか…

「働くこと」に対する私感

なかなか忙しい毎日を送っているが、先日妻と久しぶりに子育て以外の話題で長話をした。 テーマは「働くこと」。お金以外の理由で、なぜ働くのかという理由を語り合った。 今日もテイストは固めだが、ありのままに綴ることにした。

連休?周りは働いているんだが。

メッセージ性を強めるため、テイストを変えて書くことにする。 大型連休中の今日もそうだが、いわゆる「世間的に休日がつづく期間」には、 おれだけ仕事なんだよ・・・ 世間は休みでいいよなー 的な投稿が私のTL上にズラリと並ぶ。 もちろん自分も仕事をし…

一番じゃなく、そこそこでいい。

最近の私は、『そこそこ』をテーマにしています。 飛び抜けてぶっちぎり、でもなく ぜんぜんやらない、訳でもない。 ただ、本質的な部分だけは全力を出す。このスタイルが理想です。

フリーランスで働き、失ったもの。

私は最近、急に悩みごとが増えてきました。 その原因が何なのかさえ気づかないくらい悩み、ちょっと落ち込みもしましたが、 冷静になって考えると、ようやくわかってきました。 それは、人間関係です。

塵(ちり)が積もっても、山にはならない

多くの人がご存じだと思いますが、日本には 塵(ちり)も積もれば山となる ということわざがあります。 「ごくわずかなものであっても、積もりつもればやがて山になる」という意味ですが、塵といえば、ふわ~っと風に舞うものなので、山のように積もるまでは…

一事業として「書く」仕事を位置づける

「原稿を書く」という行為は職業ライターが日々仕事をする主体であり、すべてです。 別にオヤジギャグを言いたい訳ではありませんが、 それを一事業として位置づけてみては?という提案をしたいと思います。

『人生の流れ』は、みんな一緒です

すでに数え切れないくらいの方々を取材してきて、ふと感じたことがあります。 それは、『人生の流れ』というものが、多くの場合で共通しているということ。もちろん全く同一ではありませんが、共通した「起伏」があり、最終章がある。これを知っておくことは…

この半年、何を書けば儲かるか。

ここは日本ですから、唐突にお金の話を出すのもどうかと思いましたが、 率直に書きます。私には5歳になる息子がいますが、来春には小学校入学を控えており、正直言って、この半年間にお金が必要です。折しも私は、ライフワークの一つでもあった長期プロジェ…

新規事業を見直しさせた2つの言葉

私はこの2カ月半あまり、新しい事業の準備をすすめてきました。取材から出版までをワンストップ展開する「ミニ出版支援サービス」です。この事業を深化させようと幅広い業種の方々と出会う中、「そうか、これは事業の見直しが必要だ」と思った2つの言葉があ…

出してあげたかった、祖母の本。

新事業スタートに向けた、大きな一歩を踏み出す事になりました。今週末25日(土)に、モニター向け説明会を開催します!モニターは、「事業化に向けた検証」と「スタート時の制作実績」を確保する目的。簡単にいうと、机上で組み立てた手順が現実的に可能か…

ご報告。

親しい方にはお話していましたが、昨年末以来、ずっと病気に悩んでいました。実は、先天性の異常が腎臓周辺に見つかったのです。とはいえ症状が出ることもなく、どうしていいものやら。そうして、悶々としながら仕事をしてきました。手術をする方向で話がま…

敵をつくらない為の思考転換術

人間誰しも『好き嫌い』というものはあって、とくに嫌いという感情は、相手がどうであっても感じてしまうものだと最近つくづく思います。それでもフリーランスとなったからには、どんな場所でも悪口を慎み、実感がなくとも頷く事が必要なときがある。なるべ…