『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

書籍紹介

言い切り文の大切さ

A:「コーヒーは健康に良いから、私は毎日飲む」B:「コーヒーは健康に良いと聞く。だから私は毎日飲む」私は業界紙記者を経て物書きになったためか、Aのような書き方は「断定的だな」と思うので、避けています。 なので、多くの場合はBのような書き方にする…

30代前半=生産性を上げる適齢期。

1カ月ほど前に書こうと思ったこの記事、少し寝かせてみました。 というのも、ちょうど書いていた時期に、 有名ブロガーさんが表題の「生産性」をブログで取り上げ、 ネットでも話題になっている状況を散見しました。 私としては、話題性に乗っかるつもりも、…

『仕事術』本の活用術!?

先日、下記に貼り付けた「フリーランスの仕事術」という本を書店で見つけ、ザッと立ち読みしました。

物書きが必ず手元に置いている本?

記者経験がある方なら、常識的な話題です。 世の中には『物を書く仕事』がいくつか存在しますが、 現役記者、記者経験をもつ物書きの方が、必ず手元に置いている本があります。 これはブロガーさんにもお薦めしたいので、書かせていただきました。

進まない本は、『60分集中読書』がいいかも!?

どんなに読書が好きでも、本を読み慣れていても、「なかなかページが進まない」、「(読んでいく度に)気が進まないようになる」本ってあるものです。それは内容が難しかったり、少し考えて読み込むような本だったりする訳ですが、私は行き詰まったら、一度…

自分がヘンだと思われない方法は?―『清洲会議』を読んで

まもなく映画で公開されますが、三谷幸喜著「清洲会議」を読みました。三谷さんの作品は「個性的な人物がたくさん登場する」というのが特徴だと思っていますが、今回も期待をはるかに上回る、強い個性の登場人物によってとっても笑える人間模様が描かれてい…

読書は『じっくり1回より、サクッと2回』がいいかも!?

つい、先週の事です。あまりにも暑くて暑くて、さらに目前の原稿で頭も熱くなっていて、よ~く冷房が効いたカフェへと飛び込みました。私はもともと、「あー、もうムリ!」ってなった時は、書店で読みたい本を買って、快適なカフェで時間を過ごすことで気分…

責任感をお金に変える!

平原に集まってきた全員が、ヨーイドンでいっせいに地面を掘り出す。 僕も平原に駆けつけてきたひとりだった。 仲間をつくって一緒に掘る人たちもいれば、たったひとり、穴場狙いで孤独に作業する人たちもいた。 (中略) しかし掘っても何も成果が出せず、…

5歳に聞く-『ライターってどんな仕事?』

偶然知ったのですが、人気を博した書籍「13歳のハローワーク」が出版から10年になるそうです。 13歳のハローワーク作者: 村上龍出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003/12/02メディア: 大型本購入: 16人 クリック: 566回この商品を含むブログ (242件) を見る …

『雑誌で名著を読み返す』のが効果的かも知れない。

自宅で仕事をしていたある日、たまたまお昼にテレビをつけると、「100分de名著」なる番組が放送されていました。お昼休みはウキウキウォッチングする事が多い私ですが、伊集院光さんの知的かつユーモアさがあるコメントにひかれて、以来、ちょくちょく観るよ…

ライターって、何を売るのだろう?

先日まで、ライフネット生命さんの常務をされている中田華寿子さんの「10万人に愛されるブランドを作る!」を読んでいました。 10万人に愛されるブランドを作る!作者: 中田華寿子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2012/04/20メディア: 単行本(ソフト…

未来の自分を救うかも知れない『3種類の友人』

専門性に関して、だいぶ記事を綴ったので、もう一度本に戻って、違う角度から自身のワークスタイルを見つめ直します。)" title="ワーク・シフト (孤独と貧困から自由になる働き方の未来図)">ワーク・シフト (孤独と貧困から自由になる働き方の未来図)作者: …

ライターと伝統工芸の共通性

つい先日、佐々木俊尚氏のツイートを見てビートたけし著「間抜けの構造」を手にしました。 間抜けの構造 (新潮新書)作者: ビートたけし出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/10/17メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (28件) を見るもうす…

2年を経て、出口治明氏の言葉を思い返した

先日、ブログ記事で「ワーク・シフト」に関して書きましたが、その後もいろいろ思案していることがあります。)" title="ワーク・シフト (孤独と貧困から自由になる働き方の未来図)">ワーク・シフト (孤独と貧困から自由になる働き方の未来図)作者: リンダグ…

本を読んで反省したこと(2013年1月)

年末に書店で平積みされていた「ワーク・シフト」なる本をようやく昨日までに読了できたので、読み進めながら考えたことを書いていきたいと思います。ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉作者: リンダ・グラットン,池村千秋出…

ソンしてたまるか!『100万円』

前回の記事では収入について熱っぽく綴りましたが、その後、読者の方々からお声も頂戴しましたので、補足も含め、関連することを書きます。前回に引き続き、ぶっちゃけて書くと売上250万円/収入100~150万円ほどというのが、ライター小田の2012年における現…