他メンバーに仕事をまかせる時の『3つの注意点』
チームのメンバーが、それぞれに
まったく異なる能力に長けているのも理想的でしょうが、
大抵の場合は、「ちょっとは知っている」
という分野が何人かで共通するというケースが多く、
そういった場合に、長けている人が見つからないものです。
さて、今回のチームでは
プロモーションが目的でしたが、
現代はもはや必須であるwebサイトの制作担当者が
なんとプロジェクト途中で抜けてしまいました。
もう、どうしようという感じですが、
別の人に依頼するコストはなく、
結局は出来ることだけやって、あとは放置するしかなかったんですね。
そして、
その辺をフォローしていたのが私でした。
ただ、私も自分が果たすべき役割もありますし、
他の仕事も山積しながらの作業だったので、
だんだんと限界が見えてきました。
昨日のブログで触れたリーダーも、
私が「たくさんの案件を抱え込んでしまって、ムリする」タイプだと
よく理解してくれていたので、常に
誰かに振るようにと、心配して声をかけてくれました。
で、他のメンバーにwebサイトの制作担当をまかせることにしたんですね。
この時、私が注意したのは次の3点です。
- 担当をまかせたからには、自分が口出しをしない
- まかせたメンバーがストレスに感じない程度で、定期的に進捗を確認する
- 仕事を引き受けてくれたことに、まず感謝する
私に代わって担当してくれたのは、
年が一つ下の後輩でした。
彼はweb制作業者に指示する業務も、他の案件で実績があり
「きっと私よりも上手にやってくれるだろう」と期待して
一切をおまかせしました。
そんな彼は、すごく気が遣えるタイプだったので、
先の注意点1を厳守しました。
思いっきりやってもらった方が、絶対いいものができるからです。
あと2については、私が「丸投げした訳じゃないよ」というサインでもありました。
3については、彼の場合は心配ありませんでしたが、
一般論としては「まかせた相手が、思うほど成果を出せない」ケースが
よくありますよね。
でも、そこで腹を立てる前に、
「じゃあ、自分がやったら良かったのでは」と自問してみましょう。
自分ができないから、わざわざ時間を割いてやってくれたのです。
それを忘れては、人間としてダメです。
今回は仕事をまかせたことが奏功し、
いい雰囲気のページが仕上がってきました。
少なくとも、かけたコスト以上のものはありました。
これについては今回うまくいったので、
今後何かの仕事を、誰かにまかせるときは
自分流の『3つの注意点』を意識しておこうと思います。
-残り7年と299日-