苦行ライターを卒業します
―毎日深夜までパソコンに向かい、世間でいう休日も働く。
ここまでやって、ようやく家族を養えるというのが
職業ライターとして働く私の結論であり、現況です。
これはライター以外の世界から見たイメージとも、そう相違ないでしょう。
慣れてしまえば苦しい事もないし、
どんな仕事でも喜んで引き受ける。
ライターなんて、そんなものだと思ってきました。
しかし、その思考を転換し
ごく一般的な目でみれば苦行ともいうべきワークスタイルを
見直す時が訪れました。
そう、苦行ライターを卒業しようと決意したのです。
■誰にでもある身体の不具合
病気一つしない、健康体って方も世間にはたくさんいらっしゃいますが、
よくよく話を聞いてみると、
誰にでも一つや二つは、身体の不具合ってあるもの。
それはちょっとした注意や工夫で改善できるケースから、
実は重病になるシグナルというケースから様々でしょうが
きちんと自分の身体と向き合って、時にはメンテナンスをすることが
大切だと思いますね。
さて、私もそうした不具合をいくつか抱えていますが、
最近いろいろあって検査をしたところ、
あまり身体に負担がかけられない事がわかりました。
睡眠を削ったり、ずっと働きずくめで生きていくと
あんまり長生きができないそうです。
大きな病気をする前に、
奇跡的にその事がわかってよかったと
心から感謝しています。
■睡眠時間を確保するワークスタイルとは
だからといって、
「身体が大事だから、仕事を減らします!」なんて
収入に余裕がない私には、絶対言えません。
むしろ効率良く身体を使って、上手に働き収入を得る。
それを、子ども達が大人になるまで続ければ
父親としての義務を果たしたと言ってもらえるでしょう。
そうなると、ワークスタイルというか
仕事自体を見直す必要が出てきます。
次の進学先や就職先があるから、卒業できる。
そんな感覚でしょうか。
着目する点は、仕事の種類ではなく
- 仕事を完了させるまでの「総時間」
- 仕事で得る報酬
であり、こうした仕事をいかに獲得していくかが
今後の私の余命を左右する事になるでしょう。
具体的には思案している段階ですが、
きっと既存の仕事を探すより、自分で仕事を生み出す方が
より確実かつ安定的に仕事ができる。そう思っています。
そして、
そのためのアクションを起こす時が到来したなと感じています。
―残り7年と211日―