出張を利用して「少人数セミナー」を開くという選択肢。
1日の出張者数について正確な統計を見つけられていませんが、出張が多いビジネスマンのシンボル的なアイテムであるEX-IC（エクスプレス予約）カードの会員は、なんと250万人以上いるとのこと。
また、これと同程度の方が、毎日どこかしらの町へ出張をしているとの情報も。もしかしたら、このブログを出張中に見てくださっている方もいるかも知れませんね。本当にお疲れ様です。
さて、出張は遠方へ行く労力がかかりますが、業務時間外には自由に動けるという楽しみもあります。過ごし方は人それぞれですが、せっかくなら「セミナーをやってみる」という選択肢も。もちろん、本来の目的である業務遂行に支障をきたさない程度ですが･･･
◆夜って、割とムダな使い方をしてしまいがち
初めて訪れる土地であったり、お酒が好きだったり、観光が趣味だったりすると話は別ですが、出張もあまり回数・日数が多くなると、だんだん「やりたいこと」が減ってきます。
とくに宿泊ありの出張は、夜の時間がヒマということも。私も会社員時代から頻繁に地方へ出張していましたが、夜といえばコンビニで食べたいものとビールを買い込み、ビジネスホテルで過ごすということが大半。ひとりでもスナックへ飛び込むという友人の話に、ちょっぴり悔しさを感じていました。
ならば仕事をするべきなのでしょうが、そこまでのやる気も起こらない。で、結局はダラダラとムダな時間を過ごしてしまうのが、私のテッパンでした。
これはフリーランスになってからも変わらずで、平均すると月1～2回程度の出張では「無理をしてでも日帰りにする」というルールにして、とにかく強制的にムダを排すると決めて過ごしてきたのです。
◆「失敗してもいい！」と割り切って。でも、ちょっとだけリスク回避を
そんな私でしたが、今月からはライフワークである「一人でも多くの方に、出版を通じた情報発信をしていただく」ことを実行に移すべく、少人数のセミナーを開催することにしました。ちょうど先週に第1回目が無事終了し、ホッと一息ついたところです。おかげさまで自身としては大成功でスタートを切ることができました。
さて、このセミナーは毎月1回程度の開催と決めていました。なぜなら、セミナーは自身にとって「新しい出会いの場」であり、利益を生み出そうということまで考えていないからです。だから、仕事にあわせてマイペースに実施するスタンスでした。
ただ、せっかくの地方出張であり、宿泊ありということで、今回は相談会という形での実施を考えました。
見ず知らずの土地であれば「失敗したらどうしよう」と不安になるものですが、ここは考えようで、「集客なんてできないで当然。失敗してもいいからやってみよう！」と割り切るべきだと私は思います。
ついでに、大きな会場を借りて多数の集客というのも現実的でないので、少人数での開催にしてリスク回避するというのがベターでしょう。
◆人には「多くの人と出会い、学ぶ」べき時がある。
これは私個人の考えですが、人というものは必ず「多くの人と出会い、学ぶ」べき時があり、そこで臆せず一歩を踏み出すことだと思います。私もかなり時間がかかってしまいましたが、ようやく一歩を踏み出せました。あとは、自然と左右の足が交互に前へ出て、やがて歩くことができるようになる。これが事業、また経営の展開というものではないかと。
これをただ待っているだけでできる人もいますが、そうではない人が大半であり、私もこちらに含まれているんです。だから、やってみようと思い立ちました。
現状はまだ申込みゼロですが、誰かしらどこかで新たな一人との出会いを信じて、挑戦してみようと思います。
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