『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

2014年も、ライター業で家族4人を養いました

2014年もあと3日ということで、週末に経理関係の〆を行いました。
 
フリーランスになって4年が過ぎましたが、仕事はようやく安定したもよう。売上ベースですが、今年は前年とほぼ同額となりました。経費を換算してませんが、概ね会社員時代の収入に戻した感覚です。
 
とはいえ、まだまだ低収入。会社員である妻に支えていただき、なんとか家族4人を養うことができました。ここでは備忘録的に、今年の【受注に関する成功/失敗】を綴っておきます。
 

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◆成功:自身の生産力に見合った事業シフトを完了。

成功した部分は、
  1. 自分自身の生産力をようやく把握できた
  2. 生産力を踏まえ、事業(執筆するメディアや内容)をシフトした
の2点です。
 
1.については、2013年は「どこまで(無理して)仕事ができるか」、今年は「どこまで効率よく動くか」をテーマにして受注し、自分のペースを確認しながら取り組みました。結果、大型/スポットのバランス、休日の設定を含めたスケジュール感覚をつかむことができたと思っています。
 
2.については、大型=書籍、スポット=インタビュー取材系のwebライティングで集中させ、細かなスポット案件を極力避けました。これは家族の事情(子どもの送迎)から、【リズムをつくって働く】ことを強いられた為ですが、結果としては作業効率化、また体調やメンタル面の維持につながりました。加えて売上でも、書籍領域は原稿料は一定レベルで維持されている為、【働けど苦しい】状況から脱することができました。
 
 

◆失敗:創出型案件の企画および行動が決定的に不足

失敗した部分は、
  1. 常に多量の受注案件があったことから、創出型案件を企画する時間さえなかった
  2. 自著出版を果たしたものの、創出型案件へつなげる行動が起こせなかった
の2点。反省は尽きません。
 
1.については、【時間をかけずして成功する道なし】といえるでしょう。ありがたいことではありますが、常に3~4冊の書籍進行および執筆があって、ものを考える時間が確保できませんでした。
 
  ⇒2015年は土曜午前を強制的に【考える時間】として設定し、創出型案件の企画・行動に取り組みます。
 
2.については、多くの皆様にご協力いただき自著出版を果たしました。その後は幾度かセミナーを企画するも、提携先の不振や準備時間の不足等で実現に至りませんでした。
 
  ⇒2015年は企画自体を見直します。また自分の意思を発信する行動を年初より起こします。
 
 
2014年、私としては息子の小学校入学が大きな変化でした。小学校へ通うにあたり、想像以上のコストと時間を提供することが必要になり、「制約の中で働く」ということに。しかしながら、これこそ妻が従来から取り組んでいたワークスタイル(時短制度を利用して、会社員で働く)であり、自身の人生にとって良き経験になっていると思います。
 
この状態は2015年も継続します。だからこそ、しっかり頭を使って、先を見て動く能力を身につけたいと思います。明年は、四捨五入すると40歳になります(つまり35歳)。いよいよ正念場と決めて、新しい扉を開く一年としていきます。
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