『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

自己ルール。ネットでネタを探さない!

人間は失敗し、反省をすると
自分でルールを決めて、失敗を繰り返さないようにするものです。

ブログのネタ探しをネットでしない!というルールもその一つ。
これをお読みのみなさんも、きっと経験があるでしょう?
私もしょっちゅう失敗してきたので、自分でルールを決めました。

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◆そもそも、書くためにネタを出すんじゃない!

ブログを書いている方は、それなりにご自身のブログ論があるでしょうが、
私としては、
目的:ブログを書く
手段:いろんな意味で良さげなネタを探す
とならないようにしています。

このブログに関しては、
ライターとして必死に生きている私が、日常の気づきや学びを記録する
ために書いていますから、
ブログを書くためにネタをひねり出すというのも、どうかと思うんですね。
 
ネタは日常生活の中に落っこちている訳で、
拾い忘れなければネタはあるもの(だと思っています)。
何より拾い忘れがないように、非公開でツイートしたり、メモったりしています。
 

◆「ネタを考える時間」を決めておく

ブログを「毎日書くもの」という前提で考えると、
他のタスクと同様に、おのずと作業する時間が決まってくるものでしょう。
私の場合は、ブログを書く前日、
事務所から家へと帰る道中で考え、決めるようにしています。
そして、忘れないようにツイートしておく。

すると翌日、さあ書くぞというタイミングまで、
話の流れや展開、導入なども含めて
折々に思考を継続させながら、より面白い記事になるよう考え、書くことができるのです。
 
つまり、
「ネタを考える」、「ブログ記事の書き方を考える」、「ブログ記事を書く」
という、それぞれの時間をあえて分割する。
そうすると、仕事や日常的なタスクなど、生活シーンの合間にできた時間でさえ
思考する時間として自然に割り当てることができます。
 
実はこれ、複数の原稿を抱えて一日の大半は物を書いている
ライター・文筆業ならではのテクニックなんです。
長年やっていると自然と身についていて、
逆に自分では気づいていない。だから冒頭の通り、失敗しているんですね。
 
でも、きちんと反省し、ルールを決めようと考えることで
自分の行動や思考を検証することができます。
つきなみな言葉なのかも知れませんが、
失敗をそのままにしないことが、やっぱり成功の近道なんですね。
 
―残り7年と59日―