【レポート】じぶん出版ラボ 企画会議
2015年11月20日に実施した「第1回 電子で出版!著者発掘コンテスト」の参加者へのフォローアップ、また次回開催の著者発掘コンテストに参加を希望される方へのガイダンスを目的として、毎月第3土曜を中心に「じぶん出版ラボ 企画会議」を開催しています。今回はその内容をレポートします!
◆11:00~ 現況報告
2016年1月開催の企画会議は、第1回コンテスト参加者のみだったので、現況報告からはじめました。
基本的にコンテスト参加者はFacebook上でグループを作って情報共有を図っていますが、せっかく顔を合わせて話せる場でもあるため、お一人お一人の現況を報告するようにしています。「○○さんは企画書を再提出した」とか「すでに△△さんが原稿を書きはじめた」という情報が、他のみなさまがアクションを起こす後押しになることもあるとも思っています。
◆11:10~ 原稿の一部を書かれたSさんへのアドバイス
企画会議は、基本的に5人以下の少人数で開催します。「顔を合わせ、原稿をつき合わせながらガッチリやりたい」という私自身の希望からです。企画を練り直す場合も、皆でアイデアを出し合いながら形にしていきたいと考えています。
さて、今回はSさんの原稿からです。
発刊前なので詳細は伏せますが、対談を3編収録する予定。そのうち1編を書き上げられての参加でした。
受け取った原稿は私が校正をしますが、Sさんの場合は修正する箇所がほぼない状態でした。
あとは文中に盛り込まれるべき情報が入っているかどうかを、原稿を見ながら確認しました。あとは、原稿の順序や章末の書き方、内容などをアドバイスしました。
◆11:40~ 原稿の全編を書き上げられたTさんへのアドバイス
つづいては、原稿を全編書き上げられたTさんへのアドバイスを。こちらもすでに企画はOKが出ていて、「とにかく書いていきましょう」ということで進めてきました。企画と一緒にいただいていた章立ての内容が少なめだったので、「一旦書いていただいた原稿に、情報を適宜追加していく」形にしようと考えていた次第です。
原稿は企画会議の前週にいただいていたので、写真の通り思いっきり校正も行いました。その上で会議では、各所に添えたコメントを説明。「第○章は、次の章の××というシーンまで入れた方がスッキリします」「この部分はおそらく一番ご苦労されていると思うので、こまかなエピソードも入れて欲しい」など具体的に指摘をしています。
◆12:10~ 質疑応答などを経て終了
今回は参加がお二人なので、開催時間は予定より短め(通常は120分予定)でした。質疑応答をして90分ほどでしょうか。今後も企画会議では、お一人あたり30分程度を目安として、企画や原稿をじっくり検証させていただきます。また、次回のコンテストに参加を希望する方には、企画の立て方からご説明させていただきます。
幸い、ご参加いただいたSさん、Tさんともご満足はいただけたようです。
こちらとしても、出版社からの依頼案件と同等の内容で原稿確認やアドバイスをしました。具体的にコンテンツとなり得る企画を立て、原稿をゴリゴリと修正していくようなセミナーは、他にないと確信しています。
そこまでやるのは、良質なコンテンツを1つの形にした本を、少しでも早く、多く発信したいから。私個人として「編集実績100冊」を目指し、全力で取り組んでまいる所存です。
第2回 電子で出版!著者発掘コンテスト(共催:金風舎)
2016年3月5日(土)、大阪にて開催
https://www.facebook.com/events/602657983206299/
次の企画会議は2月20日(土)↓
https://www.facebook.com/events/1508479479457756/