『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

【電子出版活用術】ブログ記事をまとめ、一冊の本に。

これまでの記事でも書きましたが、
電子書籍は「全体で2万字程度でも本になる」手軽さがメリットであり、
 ・エッセンスだけをギュッと詰め込んだ本
 ・ターゲットがせまいニッチな分野向けの本
なども出版できます。
 
実は私の本もこれに当てはまるもので、内容は「長文原稿の執筆術」です。
しかもこの本は、出版社のサイトに連載したブログ記事をまとめたもの。冷静に考えてみれば、こんなテーマなど紙出版など到底できないでしょう。
関係者のご尽力あってのものですが、
私は電子出版というものに出会えて本当に幸運でした。

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まとめサイトよりも、自分らしい編集ができるのが本の魅力

ブログ記事の内容は千差万別ですが、とっても大まかにわけると「日記」か「実用性がある情報」になると私は考えています。後者は、特定の層にとっては非常に役立つものなので、おそらく本にしても社会にとって有益です。
 
ただ、従来の紙出版だと、ある程度売れないと利益が上がらないこともあって、ニッチなテーマは避けられます。また、それほどボリュームが出せないということもネックになり、なかなか実現していないと見ています。
 
とはいえ、連載やある程度テーマの的を絞ると、それなりに需要もある。なので最近では、まとめサイトのサービスを利用したり、自身でまとめ記事を書いたりされていることも多くあります。私も同じで、執筆に関するブログ記事を書いていたものの、そう人気があるテーマではないし、ボリュームもないので、出版するなんて青天の霹靂でした。
 
このあと、出版が決まった時は嬉しい限りでしたが、実際に原稿をまとめていくにあたり、「どう編集して角度をつけようか」と悩みました。ただアップした順に記事を並べても読みづらく、ストーリー性がなかったからです。まとめサイトは、文字通りサイトをまとめるのが役目ですが、本は一つの作品になるんです。

途中で気づいたのは「ブログ記事ありきではなく、一読者として欲しい情報を載せないとダメだ」ということで、結局は大幅に加筆もして、一冊の本にまとめました。
 

◆永遠に残る「長文を書いた」証

私は仕事で毎日のように長文と向き合っているため、感動がとても薄いのですが、たとえ電子書籍でも、「自分の力で、何万字もの原稿を書き上げた」ということは、自分にとって大きな自信につながります。現代人は忙しいせいか、たとえ自費でお金を出していたとしてもなかなか原稿なんて書けないものなんですね。
また電子書籍Amazon上でずっと販売される訳ですから、「長文を書いた」ということを多くの人に証明してもらえるということにもなります。
 
さらには、今後に紙で出版する際は、著者としての執筆力と作品の売上が、大きな説得材料となりますから、もし商業出版をめざすとしても、近道になることでしょう。
 
今回は「著者発掘コンテスト」を大阪で開催します。日頃から情報発信をされているブロガーの皆様、いつか「日の目を見るときがくる」とアイデアを温めている方、ぜひご来場いただければと思います。
 
 
 
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