『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

『飽きっぽい性格』の私が本を出版できたワケ

長くお仕事を共にしている方はご存じだと思うのですが、
私はとても『飽きっぽい』性格の持ち主です。
 
収入に直結する仕事は、限界ギリギリまで依頼をお受けしますが、
 ・個人ブログの更新
 ・セミナー企画
 ・新たな人脈に出会うための諸活動
といったものは、不思議と継続して取り組むことができません。
 
「だって、忙しくて時間が割けないんですよ」と言い訳もできますが、
客観的に分析すると、「よし、やろう!」と発起するも、時間の経過とともに飽きが生じるのでしょう。
 
そんな私ですが、今夏に出版した自分の本だけは、
何とか書き上げ、世に送り出すことができました。
この実現した理由について、少し時間が経ったことでようやく見えてきたものがあります。
 

 

 

 

◆「必ずやり遂げている」案件にある行動理由を考えてみた

先に記しましたが、私がいくら飽きっぽいといっても、
仕事だけは必ずやり遂げています。その最たる理由は、収入に関わるから。
 
現在の行動が未来を左右するという現実の厳しさを体験し、理解しているからです。
 
ただ、それだけではありません。
 
当たり前といえばそれまでですが、
「言ったからにはやり遂げる」「人に迷惑をかけない」という責任感が
私をPCの前へ向かせる動機、原動力となることがあります。
 
確かに、ブログ更新やセミナーの企画立案、人脈の拡大などは、
自身が決断することであり、その決断を撤回しようが、先延ばしにしようが誰も問題にしません。
どうも私は、責任というものが行動理由になるようです。
 
出版についても、実現へと導いてくださった香月社長様は
私自身の現況をよく理解してくださっていて、
「いつまでに・・・」という明確な期限設定は控えてくださいました。
ただ、それから2週間後には、「これはマズイ」という想いがよぎったのです。
 

◆責任は、自分で作り上げることもできる

 
先ほどのつづきから。
何がマズイかというと、本の原稿を書いていた当時は
10本以上の案件を抱えていて、
毎日朝から夜までキーボードを叩きつづけている時期でした。
 
その状態でいくら日々が過ぎても、本の原稿は一向に進まない。
それが2週間後、正確には2度目の週末を終えた時点でわかったのです。
 
ただ、この時点で私は、
ごく親しい仲間うちで、出版することを話題に出していました。
また、自分としても大事にしたい日があり、そこを目標にしようと思い立ったのです。
 
つまり私は、何気ないこの行為に
親しい仲間と自分自身に対する「責任」を発生させていたのでした。
 
その日以降は、本にも収録している通りですが、
進行表を作って日々少しずつ書き進めていき、無事に出版ができました。
オンデマンド印刷した本を手にした時には、
正直言って、喜びというよりも、ホッとした感情があったことも今更思い出します。
 
当時の私は、見出しに掲げたようなことをしていませんが、
このブログを読まれた方ならば、責任が効果的に作用することを知って、
自分自身で責任を作り上げることができます。
 
どんな事柄であっても同様で、何かをやり遂げたいと思うなら、
約束を破れない相手、また自分自身に問いかけながら、
あえて責任が生じるようなアクションを起こすというのは、使える手法だと思います。
 
もちろん、すべての読者が私のような性格ではないと思いますが、
もしも同じような悩みを持っているのであれば、問題解決のヒントになることでしょう。
 
よろしければ、ぜひ実践していただければと思います。
 
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