『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

机選び、ポイントは『奥行き』

ちょうど、これからの時期は引っ越しのシーズン。
新しい空間にあわせ、普段使いの机も変えたいものです。
私はライターとして、毎日10時間以上は机に向かっていますから、
いろいろ思うところもある訳で。
多くの人にオススメするのが、『奥行き』へのこだわりです。
 

 

MICKE デスク,ブラックブラウン(IKEA)902.447.44

MICKE デスク,ブラックブラウン(IKEA)902.447.44

 

 

 

 

◆価格に関わらない『奥行き』

 
私はごく普通のライターですから、それほど裕福ではありません。
上に貼り付けたように、私の机はIKEAのもの。
ただ、セット品は奥行きが50センチというものが多く、
私は65センチの板と足、収納を買って、自分で組み合わせて使っています。

そんなIKEAで買い物していると、
「机は、やっぱり高い(高価な)方がいいよ」とか
「○○家具なら、使いやすいんじゃない」
という声が聞こえてきます。

私は○○家具の机を知りませんから、断言はできませんが、
これまで数々の机を使った経験から、
「机は高さ、奥行きのバランスが大事」と考えています。
もちろん、ガタガタしないとか、足がしっかりしているとか、基本スペックは前提ですが。
そして、とくに言いたいのが奥行きの大切さ。
安くても、高くても、奥行きは様々。
部屋に置いてマッチすることを重視する方も多いので、奥行きは価格に関わりません。
 
ですが、使い心地は奥行きと非常に関係するもの。
奥行きが不足すれば、
  ・ディスプレイと目の距離が近く、目が疲れやすくなる
  ・キーボードを打つ腕に負担がかかり、作業効率が悪くなる
など、さまざまなデメリットが生じます。
物を書くことを仕事とする私は、
部屋に置いてマッチすることよりも、作業のしやすさを優先しています。

 

◆ノートPCでも最低50センチは必要。

さて、肝心の数字を示してみましょう。

まずはノートPCから。
ノートPCもB5以下~A4ワイドと様々な大きさがありますが、
ディスプレイはいずれも小さめなので、
  1、机の端に肘をおく
  2、そのまま手先を伸ばし、無理のない距離にキーボードがあるようにPCを置く
ということで、必要な奥行きがわかります。
これも個人差がありますが、私の場合で45センチほど。
ただ、あまりにギリギリだと作業効率も悪そうなので、50センチは欲しいですね。

そして、デスクトップPCの場合。
こちらは、キーボードを置く位置とともに、ディスプレイの見やすさも確認が必要です。
私が使っているのは、スクエアタイプ19インチの安物ですが、
最近は大型でワイドなタイプが売れ筋ですから、そうなると
さらに奥行きがあった方が、実際の作業では目が楽だと思います。

私の場合は、上記に貼り付けた65センチタイプの机にしていて、
机の置くに、ディスプレイを置くようの机をもう一つ用意しています。
これをあわせると、距離にして80センチ程度だと思います。
それくらいにしておくと、目の疲れが変わってくる実感がありました。

奥行きがあるということは、それだけ部屋もせまくなります。
その点もおさえつつ、作業効率との兼ね合いで
使いやすい机と出会われることを、お祈りしています。

―残り6年と271日―