『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

読書は『じっくり1回より、サクッと2回』がいいかも!?

つい、先週の事です。
あまりにも暑くて暑くて、さらに目前の原稿で頭も熱くなっていて、
よ~く冷房が効いたカフェへと飛び込みました。

私はもともと、「あー、もうムリ!」ってなった時は、
書店で読みたい本を買って、快適なカフェで時間を過ごすことで気分転換をします。

この日は、ベストセラーの佐々木圭一著「伝え方が9割」を手にしたのですが、
ちょうど先日に、楽読の体験セミナーを受けたところだったので、
じっくり1回読みではなく、サクッと2回読みを試しました。
それがとっても良かったので、今ブログに書いています。

 

伝え方が9割

伝え方が9割

 

◆失礼ながら…一気に読める本でチャレンジ!

 
一昨日は、少し早めに帰ると家族に伝えていたので、
「よし、これなら一気に読めるぞ!」と思う本を探しました。

著者さんには失礼なのですが、
こちらの本は1ページが22文字×16行で、
少しフォントが大きめ、さらには図表やイラストが多いので、
平均するとページの4割程度の文字数だなと自分なりに見当をつけ、

書店で購入しました。

予想通り、飛び込んだカフェでは
注文したアイスコーヒーの氷がまだ溶け残っているうちに
1回目を読了。
そして2回目は、1回目よりも10分ほど早くに読了し、
トータルでは大学の授業時間よりも早くに、メモまで書き終えました。


◆「じっくり」より「サクッと」が良い点

さて、理解度で比べると、

読書の回数については、1回より2回の方が勝っており、
「じっくり読み」と「サクッと読み」の比較では、
イメージ的には「じっくり読み」に軍配が上がりそう。
では、タイトルのように
じっくり1回 VS サクッと2回はどうか。
これは判断が分かれるところです。
私は「これは一気に読めるぞ!」という分量ならば、
後者にメリットがあると、今回感じて書いています。
 
実際にやってみると、以下の通り良い点が出てきました。
  • 早めに読もうという意識が、集中力を高めることに役立った
  • ・1回目を読んですぐに2回目に移ることで、「本文中のどこに、何が書かれているか」を覚えていられる
  • ・2回目を読み進めると、1回目の読書で見落とした箇所に気づくことができる。
  • ・1回読んでいるため、2回目は内容をある程度把握てきており、読むスピードがグッとあがる。
など。
 
サクサク読んで余った時間には、
自分が覚えておきたい情報をまとめる事に充てることもでき、
読書自体も充実することができました。

こうした読み方が適しているかどうかは、個人差があります。
本の分量やジャンルによっても、違いがあるでしょう。
私がサクッと2回読みを進めるのは
  • ・(時間があれば)一気に読めそうな本
  • ・考え込む事が比較的少ない情報を集約したような本
です。どんな事でも同じですが、
他人が成功した事をやってみると、案外うまくいく
ってことがありますので、ぜひお試しくださいませー。
 
―残り7年と61日―