『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

仕事が忙しくても、時間の遣い方は上手くならない。

日々激闘のライター生活を送ってきた私ですが、
この4~5月は比較的ゆっくりと、
自分のペースで仕事を進めることができています。
基本的にライター業は、
仕事をいただいてナンボな商売ですから、
こんなマイペースな私を使ってくださるクライアントの皆様に、
心から感謝しております。
 
さて、そんな最近ふと気づいたことがあります。
それは、タイトルに掲げたこと。
あれほど寸暇を惜しんで仕事をしていたのに、
どうも『時間の遣い方』が上手くなっていない自分が見えてきたんですね。

 

◆あの時と今、何が違っているか

 
では、1日の生活を振り返ってみましょう。
会社員の方々には、イラっとされるかも知れませんが、
私の平均的な1日は、下記の通りです。
 
<ケース1>ある忙しい日の動き
~9:30 子どもを保育園へ送迎し、一旦帰宅。
10:30 自宅→事務所へ移動
11:20 事務所到着、仕事スタート
14:00~14:30 昼食休憩
18:00~19:00 休憩ほか(非効率な時間)※ブログ作業はこの時間で
21:00 事務所→自宅へ帰宅
22:00 遅い夕食
23:00 ちょっと仕事
25:00 就寝
 
<ケース2>ちょっと余裕ある日の動き
~9:30 子どもを保育園へ送迎し、一旦帰宅。
~11:30 家事。合間に仕事。
11:30 自宅→事務所へ移動
12:30 事務所到着、昼食取りつつブログ作業
13:00 仕事スタート
17:00~17:30 休憩ほか(非効率な時間)
19:30 事務所→自宅へ帰宅
20:30 夕食
22:30 子どもを就寝させ、軽作業
24:00 就寝
 
労働時間は、ケース1で9.5時間、ケース2で6~6.5時間です。
まあ、時間的には差がありますよね。
 

◆何なんだ!「非効率な時間」って。

 
お気づきだと思いますが、
ケース1・2とも休憩・非効率な時間ってのがあります。
ケース1で1.5時間、ケース2でも0.5時間。
もちろん、仕事には休憩が必要ですが、
そもそも休憩を取る=休憩後に気持ちがダレる
というリスクもあります。とくに疲れている時には。
ケース1でダレた場合を振り返ると、
休憩&非効率な時間は、およそ2.5時間くらいに増加すると思うので、
労働時間は8.5時間に。
さらには23時からの深夜仕事も、疲れてるからと寝てしまえば
もはやケース2と1時間しか変わらないんですね。
もう一つ追い打ちをかけるならば、
睡眠は少ないわ、気はあせるわ、集中できないわで、
原稿の質、仕事のスピードともダウンしかねません。
それでも日々追われるように仕事をこなし、なんとなく「寸暇を惜しんで働いている」自分に酔ってしまっていたのでしょう。
 

◆人間、反省なくして成長なし。

 
「反省なくして成長なし」なんて、格言にもありそうですが、
時間の遣い方が上手くなるためには、
自分の現状を振り返り、悪い部分を反省し、
具体的に生活を変えて実践することだと思います。
 
いまごろ気づいている私が偉そうに言えるものではないですが、
ただ忙しさに流され頑張っている自分に酔いしれることなく、
きちんと自分を振り返り、検証していくことが
昨日の自分より成長させることができる、唯一の方法なんでしょうね。
 
-残り7年と153日-