『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

『雑誌で名著を読み返す』のが効果的かも知れない。

自宅で仕事をしていたある日、たまたまお昼にテレビをつけると、
100分de名著」なる番組が放送されていました。
お昼休みはウキウキウォッチングする事が多い私ですが、
伊集院光さんの知的かつユーモアさがあるコメントにひかれて、
以来、ちょくちょく観るようになりました。

さて、ライターの私がこんな告白をするのも恥ずかしいのですが、
実はこの世界的な名著というか、海外の文芸作品を読むことが
最近とってもニガテなんです。
近年では「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリーポッター」なんかも
ずいぶん流行しましたが、
これらもまったくダメで。
字面に出てくる長いカタカナの名前が気になって、
どうにもページを進められないのです。

それでも、幸いにして
モンテクリスト伯」や「夜と霧」といったいわゆる名著は、
高校生のときの読了していますし、
大学4年間で岩波の青・黄・ピンクあたりは読み終えましたから、
基本的なところは抑えられているのかなとは思っています。

 

■テキストが人気なようです・・・

さて、話を戻しますが、
100分de名著はNHKのEテレの番組ということもあり、
番組とセットになったテキストが存在します。
これなら、最近ニガテ意識をもっている私でも読めそうだと
さっそく購入しました。
驚いたのは、夜と霧の回のテキストが完売していて、
今月号はアンコール放送として、再版みたいな形で販売されていること。
極限状態における人間の心を描いた作品ですから、
哲学貧しき現代にも、求められる内容なんだと思います。

フランクル『夜と霧』 2013年3月 (100分 de 名著)

フランクル『夜と霧』 2013年3月 (100分 de 名著)

最近私は、こうした雑誌類書評ブロガーさんのページを
こまめにチェックするようにしています。
なぜなら、

人間は生きている時間に限りがあり、その間に出会える作品にも限りがある

からです。

だからこそ、少しでも効率良く最高の作品に出会いたい。
書店で偶然、1冊の本に出会うというのも素晴らしい事ですが、
それも楽しみつつ、より多くの作品と触れ、
心をゆたかにして、自分が世に送り出す文章を高めていきたい。
そう考えています。

―残り7年と201日ー

広告を非表示にする