『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

『下書き』を外注するという方法。

「お金と仕事は寂しんぼ」
いったい、誰が言ったがわかりませんが
これって結構当たってます。
私の場合お金はありませんが、ありがたくもお仕事だけは
たくさんいただいております。編集さま、ありがとうございます。

さて、最近私がはじめたのが
原稿の『下書き』を外注すること。
丸投げではなく、あくまで下書きです。
なので、ライターさんというよりは
時間が空いてそうな友達や馴染みの先輩、
さらには業務時間外をねらって、嫁さまにお願いしています。

思いつく『下書き』発注のメリットは次の通りです。

  1. 依頼する時に「結論」と「自分がわかっていない部分」を整理する事ができる
  2. ネットで調べものをする時間が省ける
  3. 納品時に「ある程度できてる!」という安心感が味わえる
  4. 手間を省いた分、導入部分や話の展開を工夫できる
  5. 依頼した相手の文章力が上がる(はず・・・)


ここで間違えてはいけないのが、
下書きの外注は、仕事を丸々依頼した訳ではないということ。
あくまで「仕事は減ってない!」くらいに想っておいた方が良いです。
たとえば私の場合、
執筆代行しているブログの原稿や児童書の原稿なんかは
私個人がもつ独特のテイストを生かしたり、
クライアントのテイストにあわせたりすることが必要です。
それって、ライターの企業秘密というか、ノウハウですし、
誰かに教えようとしても、短期間ではムリです。
これは自分にいただいた仕事であり、
自分が書くことでお金をいただいているということは、
忘れてはならないポイントです。
誰かが代わりにできるなら、自分のところには仕事が来ないはず。
それくらいの気構えが大事です。

では、外注する目的とは?それは2つあります。
まず「原稿を書く」スイッチを早い段階から入れておける
ということでしょう。
依頼する時点で、「納品すべき原稿がある」事が認識できます。
だからこそ、外注した下書きが納品されるまでの時間が
別の仕事のタイムリミットになります。

そしてもう1つは、さっきのメリットの3番目、
安心感を得ることができます。
私だけではないでしょうが、
仕事がたくさんある状態で、モチベーションを日々維持することは、
大変なエネルギーを使います。
これがもったいないと思うんですね。

逆に安心感があれば、「一気に片付ける!」と
モチベーションを自然かつスムーズに上げることができます。
わかりやすく言えば、
疲れて家に帰ったときに、レトルト食品ならレンジして食べられる。
でも、一からつくるのは大変。
ってことです。
「下書き=レトルト食品」と考えれば、
外注コストも惜しくない。そう思いませんか?

ライターを生業にすると、何年間も仕事に追われることになります。
だから、ちょっとしたモチベーションとか、安心感って大事なんです。
時間もお金も大切ですが、貯め込むだけでなく
それを上手に使って「ライターlife」を楽しむべきだと思っています。

ー残り7年と317日ー

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