『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

絶不調な2月を乗り切る「3つの自己ルール」

 
昨年も記事にした記憶がありますが、
私は毎年のように2月になると、絶不調に陥ります。振り返っても
  ・中学3年のとき=拒食症になり、体重が1か月余で18キロ減。
  ・大学1年のとき=授業に出られなくなり、一時帰郷。
  ・会社員時代=業界紙の記者をしていたので、新年号を書いた後の“燃え尽き症候群”と重なって休みがち。
  ・独立1年目=不眠症になり、昼夜逆転になったことも。
など、いろいろ失敗や苦労を重ねました。どうもこれは、身体のリズムになっているようですね。
 
とはいえ、それでも仕事をするのがプロであり自営業の宿命。もう何年もやってますから、乗り切り方もバッチリとつかんでいます。それが、「3つの自己ルール」です。

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◆ルール① ワークスタイルを『短時間集中型』に転換する

私は、日常業務のうち半分くらいが原稿書きです。
 
物書きのキャリアは10年以上なので、熱や眠気があっても書き進めることは可能。でも、良質な状態に仕上げるには『集中する』ことが重要であり、日常生活で身体の調子を良い方向へもっていくことが最優先となります。
 
ただ、絶不調な2月は何をやっても効果は期待薄。毎年のようにくり返してきたので、もうジタバタするのはやめました。そうではなくて、調子が良いタイミングを見計らって仕事をした方がいいなと。具体的には、私の場合は24時間のうち4~6時間程度だけ集中力が高まるので、そこでグッと仕事をすることにしています。
 

◆ルール② つらいときは布団に入る

長時間にわたって原稿を書いていると、時々眠気に襲われます。
 
眠気のうち、食後に襲ってくるものはコーヒーを飲んだり、作業を変えたりすることで回避できることも。でも、飲んでいる風邪薬の副作用、疲労による眠気だと、なかなか取れないものです。そうした時には、ダラダラとネットやスマホを見たりせず、布団に入ります。15~30分だけ寝るようにすれば、その後はスッキリと仕事ができます。
 
こうした短時間睡眠が良いということは一般的にも知られていますが、私の場合は短時間でも起きられなければ、そのまま10分だけ二度寝します。それでもだめなら、お風呂に入ったり、マッサージに行ったりして、しっかりと体のケアをするようにします。この辺は個人差があるのですが、自分にあった疲労回復法を把握するのも、プロとしての最低要件だと考えています。

 

◆ルール③ 元気な人と会う

これは以前に先輩から教えてもらったこと。昨日もその話題を耳にしたくらいですから、2月に調子を崩す人は多いのかも知れませんね。
 
元気な人と会うといっても、ここは個人差があると思います。私もそうなんですが、人と会うことにためらいを感じてしまうのであれば、調子が上向きなタイミングで会った方がいいです。無理をして以後の人間関係がこじれては大変なので。
 
本当に不思議なもので、人は人に影響を受けます。そして、感情は伝染します。だから、元気な人と会って話し、元気をもらうんですね。元気いっぱいでギラギラした人と接した後は疲れますが、後で回復すれば、会う前よりもエネルギーが満たされるもの。用事がないのにわざわざ会う必要はないですが、“会って話す”ことを意識して日々を過ごしていれば、自然と機会も増えてくると思います。
 

◆番外編 カレンダーを眺めてみる

当たり前ですが、2月って28日(うるう年は29日)しかないんです。悩んでいても、つまずいても、ほかの月より早く過ぎていきます。
自分に正直になって、現実を受け止める。やるべきことをしっかりやって、やらなくていいことは来月に回す。そのために、カレンダーを眺めるんですね。悩んだり、イライラしたりせずに、2月の絶不調さを楽しめるようになるのが私の目標でもあります。
 
という中ではありますが、3月には『第2回 電子で出版!著者発掘コンテスト』を行います。また、その説明会を兼ねた企画会議も2月20日に開催します。2016年もやっぱり忙しいですが、ガッチリと乗り切ります!
 
じぶん出版Lab 企画会議
 
第2回 電子で出版!著者発掘コンテスト