『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

「関西一」実績ある書籍編集者めざして

昨日は、「著者発掘コンテスト」を含む、私の電子出版の目的について書きました。
実はもう一つ、目的があります。それは、表題の通り「関西一の書籍編集者」というところです。
 
出版社の社員でもなく、業界や書店とのコネクションもない私が、「何を言ってるんだ」と叱られそうですが、夢というか本気です。
私は実績、つまり出版した本の数で「関西一」をめざします。そのために、電子出版事業が不可欠なんです。
 

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◆「自分がやった」という実績ほど、説得力のあるものはない。

 
私の信条に、「実績ほど、説得力のあるものはない」というものがあります。
 
かつて私は、業界紙の記者をしていました。
業界紙は、経営規模からいっても広告収入が無視できないものなので、取材先によっては一般紙の記者と扱いを変えられることがあります。とはいえ、私としては業界紙の世界が大好きだったので、上司に迷惑をかけながらも、楽しい時間を過ごさせていただきました。
 
そしてフリーランスになった訳ですが、ここで「業界紙記者で良かった」と思う事が何度かありました。
それは、取材経験です。
記者生活はわずか7年でしたが、何千という取材をこなし、膨大な記事を書かせていただきました。そのおかげで、フリーランスとなってからも雑誌、ウェブ界隈を歩きながら、生計を立てることができたんです。
これが一般紙なら、取材数も、記事の数(業界的には作稿量といいます)もずっと少なかったと思います。さらに私の性格なら、変なプライドが邪魔して、きっと違う仕事をしていたと思います。そんなことを考えると私は心底、ラッキーだったなと思います。
 
さて、私は紆余曲折を経て、学生時代からの夢だった「本づくりに携わる仕事」ができています。
いくつかの出版社さんとお付き合いをさせていただき、書籍編集の仕事をお引き受けしているんです。
ここでも業界紙記者をやっていた頃のように、ガシガシ仕事をしたいんですが、本づくりは手間がかかる分、そう数をこなせません。
 
その悩みをこの1~2年抱えていたのですが、ここに来て事業立ち上げが可能となったのです。
さあ、いよいよ好機到来。ガシガシと編集の仕事をしながら、出版社の皆様にも教えていただきながら、実績を積み上げていきたいと思います。
 

◆現在26冊。100冊めざして、全力疾走です!

これから著者となる皆様、どうかご心配なくおまかせください。
 
実績がないと書いてきましたが、2015年11月1日現在で26冊を発刊し、社会に送り出してきました。まず、めざすは100冊。紙なら数年がかりとなりますが、電子出版も加わりますから、なんとか東京オリンピック、いやラグビーワールドカップの頃には達成していたいですね。
 
どうか、今年35歳を迎えた私を一つ育てていただく意味でも、一緒にお仕事をさせていただければと思います。
 
最後にもう一つ。
これまで「いつか出版を」という方へのセミナーを展開してきましたが、結論としては「いつかではなく、いま原稿を書くべき」です。
なぜなら、実現に向けて行動している瞬間こそ、もっとも熱い想いがあるから。
出版は、成功のオプションではなく、成功のために役立てるべきツールです。どうか、一歩前へ踏み出す意味で、チャレンジしていただければと思います。