ミスマッチを回避する『出版セミナー』の選び方
7月はボーナス支給、また夏期休暇を機に新たなチャレンジをされる方が増えることから、都市部を中心にさまざまな「出版セミナー」が開催されています。私の周りでも、取引先の出版社や出版プロデューサーが企画されていて、Facebookのタイムライン上にちらほら流れてきます。なにより、私自身も今日、そして8月4日に少人数制の講座(お茶を飲みながらお話する雰囲気ですが...)を行います。
さて、出版セミナーといっても、内容そして参加費用(聴講料)は千差万別です。じゃあ、何を選べばよいのか。あくまで私見ですが、いわゆる「なかの人」の一人としてタイプ分けをしてみたいと思います。結論からいうと、選ぶ基準は「主催者」です。
◆A=出版社系は「出版すると決めている人」&「経営者」向け
出版セミナーは主催者によって、
A=出版社系セミナーB=著者系セミナー
に大別できます。
これとは別に出版プロデューサー(出版コンサルタント、出版企画プロダクションなど名称はさまざま)が主催するセミナーも多いのですが、これは出版社とのタイアップや出版を前提とした高額セミナーはA、そうでない場合はBに区分します。
さて、Aの出版社系セミナーは、具体的に著者となり得る人に向けた情報が豊富です。
具体的には、出版するメリットや最適な出版方法、出版を活用したブランディング手法などでしょうか。どうしても「セミナー後に営業をかけられる」というイメージがありますが、変な会社でなければ、意思を伝えれば問題ないと思います。また、出版に関する情報を全般的に教えてくれるので、会社経営者など忙しい方向きともいえます。
具体的には、出版するメリットや最適な出版方法、出版を活用したブランディング手法などでしょうか。どうしても「セミナー後に営業をかけられる」というイメージがありますが、変な会社でなければ、意思を伝えれば問題ないと思います。また、出版に関する情報を全般的に教えてくれるので、会社経営者など忙しい方向きともいえます。
よりミスマッチを防ぎたいのであれば、その出版社が推す著者や既刊本をAmazonで検索して、どの程度売れているかを見ると社の力量がわかりますね。
◆B=著者系は「セルフパブリッシングしたい人」向け
数からするとあまり多くありませんが、たまに著者やその団体が出版セミナーを企画することがあります。こちらはセルフパブリッシング、つまり自分で原稿を書いて電子出版したい人向けです。企画書を出版社へ持ち込みたい方も、その内容に該当するセミナーならオススメですね。逆に出版をビジネスに生かそうという人は、時間的効率から考えてAを選びましょう。
Bのセミナーでも出版に関する基本的な情報、メリットなんかも聞けますが、それよりも聞きドコロがあります。それは「原稿の書き方」と「本の売り方」です。この2点とも、本当に苦労するのは著者なので、いざ出版する際にはタメになるエピソード、ノウハウが聞けるはずです。
一点、注意するべきは情報の鮮度です。出版も含め、情報というものは日進月歩で変化するもの。最新情報というのは、やはり今この時に携わっている人のみが知れる情報なので、どうしても情報鮮度には差が出ます。これを防ぐには、一つではなく複数のセミナーを受講すること。著者がいつ出版し、どれくらい実売できたかも大事なポイントです。
一点、注意するべきは情報の鮮度です。出版も含め、情報というものは日進月歩で変化するもの。最新情報というのは、やはり今この時に携わっている人のみが知れる情報なので、どうしても情報鮮度には差が出ます。これを防ぐには、一つではなく複数のセミナーを受講すること。著者がいつ出版し、どれくらい実売できたかも大事なポイントです。
◆私は「少人数」かつ「質疑応答型」で企画してみました
末筆ながら宣伝を。
私は複数の出版社から書籍案件を受注する編集者であり、ライターです。
自分で言うのも何ですが、わりと珍しいポジションにいます。そのためか仕事はここ数年手一杯で、今も年内は発注いただくのが難しい状態です。
しかしながら、私はこの仕事でやり遂げたいことがあります。それは、一人でも多くの方に本を書いてもらうこと。必死に生きてきた足跡、そこで苦労して、汗をかいて培われた知識やノウハウを、自分以外の誰かに伝えるという機会が一つでも増えればと思っています。これがライフワークであり、そんな想いで仕事をしている訳です。
本来であれば十二分に腕を磨いてから取り組むべきものでしょうが、正直それを追求してからでは遅いので、これを機にスタートを切ることにしました。合間を見て、どんどん人と会う。「人は人によって磨かれる」ですよね。
こんなブログをアップするくらいですから、内容はAにもBにも寄らないものにする予定。ごくシンプルですが、
ゴール=出版の基本的情報と、「出版企画を立てて、書面にする」手法を知ってもらう特徴=ゆっくり話し、質問に答えるため「少人数限定」で開催
という感じです。
【追記】ご希望にあわせて、出版企画の作成サポート、信頼できる出版社やエージェントさんのご紹介もできます。
【追記】ご希望にあわせて、出版企画の作成サポート、信頼できる出版社やエージェントさんのご紹介もできます。
このコンセプトでの開催は今夜が初なので、まずやってみて、さらに内容をブラッシュアップしたいと思います。
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☆出張いくので、緊急開催!
【鹿児島/宮崎開催】「いつか出版しよう」と考える方のための個別相談会
7月21日夜か、22日午前に。
詳細は下記まで。よかったら、一緒にお茶しませんか?
☆【4名限定/梅田】「いつか出版しよう」と考える方の為のスタートアップ講座
好評につき、第2回目を8月4日(火)に開催します。
参加エントリー&詳細は下記まで。