『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

朝のスタートダッシュで、暑い夏を乗り切る!

今日からカレンダーでは7月に入りましたが、大阪は“梅雨まっさかり”という空模様です。
 
夏は日中の暑さもあって、いつも以上に体力を消耗してしまいがち。さらに寝苦しさが加われば、翌朝まで疲れを持ち越すこともあったりします。
私自身はこれら理由から、夏を迎えると原稿を書くスピードが著しく低下するというのが恒例の悩みでした。
 
しかし今年は、対策を考えました。ありがたくも、書けないでは済まされないレベルの受注状況となっているためです。仕事環境や自分のライフスタイルを振り返り、悩んだ期間は約1カ月。そうして、出た結論が『朝のスタートダッシュ』でした。

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◆自宅→コワーキング移動で「やる気スイッチを強制ON」させる

私は昨年から自宅で仕事をしていて、子どもがずっと家にいる土日のみコワーキングスペースのお世話になっています。
 

coworklabo.com


元来、そう体が強い方ではないので、休息が取れる自宅の環境はありがたいのですが、やはりその分だけ原稿の手は止まるもの。どう考えても、原稿の進捗だけを考えればコワーキングに軍配が上がるのです。そのため、原稿納品を目前にした期間はコワーキングの住人化しているのが現況です。
 
さて、私は冒頭の通りいろいろ見直しをしていたのですが、生活スケジュールを見てふと気づいたのが朝の時間帯。とくに私は始動が遅いので、8~10時の仕事効率が最悪でした。たった2時間、されど2時間。そこで、ここにメスを入れることにしたのです。幸いにして、私が普段からお世話になっているコワーキングは、モーニング会員のコース設定があり、8~13時はいつでも利用可能というものでした。なので、これを利用して「やる気スイッチを強制的にONする」ワークスタイルにしてみようと考えたのです。
 

◆1日のほぼ7割が、午前に決する!

先に私のワークスタイルを紹介しておくと、いわゆる会社員の方に多い定時制ではありません。子どもの送迎や定期的な打合せ、諸活動の予定を先に埋めて、あとは取材や原稿執筆の時間に充てています。これが朝起きてから晩寝るまでなので、日によっては「12時間ずっと書いている」こともあるのです。
 
こんなスタイルですから、仕事の効率や集中力なんてものは愚問で、「とにかくやる」という感覚を持っていました。でも、よく考えると人間はそう集中力が持たないもので、けっこうムダが多かったんです。そのため、まずは夏場だけ「時間を小分けにしてスケジュールを立てる」ことにしました。朝は子どもを駅まで送って、そのままコワーキングへ。8時から13時少し前まで原稿を書いて、あとは帰宅して仕事をする形です。先行して10日ほど試行し、今日から本格的に取り組むつもりです。
 
で、今日までの10日間での感覚ですが、だいたい従来1日で書いていた原稿のうち、7割程度が午前(コワーキングの時間)に決着します。もちろん日によって変動しますが、トータルで見てもスピードアップは明白です。スタートダッシュって、もしかしたら自分に向いているのかもと思えるほどです。
 

◆「やる気の再起動」が今後の課題

スタートダッシュに成功した私が、今後課題とするところは「やる気の再起動」です。13時時点で「今日もがんばった」的な達成感があるのですが、このまま仕事を終えてしまうと午前が無意味になります。もう一度気持ちを盛り上げる方策を見つけたいところです。
 
さあ、今日もそろそろ13時ですね。夕方まで原稿を待っている編集者の気持ちに応えられるか。この結果は、また後日に。
 
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