『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

お歳暮の「断り方」。

私は個人事業主なので数は多くありませんが、お歳暮をもらうことがあります。
 
ありがたいことに毎年必ず贈ってくださる著者様もいるのですが、
こちらとしては「発刊をもって契約終了」なので、申し訳ない限りで・・・
 
自分としては、発刊した年度を過ぎてからは辞退するようにしていますが、
その時に使うのが「お気遣いなさらぬよう」というフレーズです。
いくつか他のサイトも見ましたが、断り方としてはこのフレーズが多用されています。

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◆まずは御礼を。

お断りする順序として、
時期を見計らって「こちらから辞退の旨を連絡する」のは当然NGです。
もらう事を前提に考えているって、図々しいですし。
今回は頂戴するとして、次回以降をやんわり断るようにしましょう。
 
品物を受け取ったら御礼のお手紙を送ることになりますが、
ここではまず御礼を。
食品なら、「家族(社員)で美味しくいただきました」
日用品なら「大変重宝しております」「とても助かっております」
それ以外は「貴重な品をいただきまして、嬉しく思います」
という感じです。
 
先方はお金を支払って品物を贈ってくださったのですから、
精一杯の感謝を込めて手紙を綴りたいところです。
 
 

◆そして、理由+「お気遣いなさらぬよう」

 
御礼の文の次には、いよいよ冒頭のフレーズを使う文章です。
単に「お気遣いなさらぬよう」というのも不躾ですし、意味が通じない可能性もありますから、
前の部分には理由を入れておきましょう。
 
例えば、
日常的にお付き合いがあるなら「こちらもお世話になっておりますので」
会社などであれば「堅苦しいかも知れませんが、社内規則もあり」
など、できるだけ自然で、かつ相手に失礼がないような理由を考えてみましょう。
 
そして、締めの言葉を。
「ますますのご活躍をお祈りしております」
「くれぐれもご無理などされぬようご自愛くださいませ」
という形で締めくくります。
 
 
贈り物をやりとりする文化は素晴らしいと思いますが、
経済的な負担も大きく、継続が難しいものです。
それよりは、真心からの手紙を送った方がいいのかなというのが、私の考えです。
 
ま、たまに美味しいメロンが届くと正直嬉しいですが・・・
 
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