『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

原稿執筆、わずか30分で眠気に襲われる方法

原稿執筆、その最大の強敵は『眠気』です。
 
どんなに納期があっても、気持ちの余裕があっても、書く事が決まっていても、
一度、眠気が襲ってきたなら、たちまち書き手は、KO状態に。
気合いで「寝ない!」と決めれば体勢は維持できますが、
脳内の思考回路は完全に停止しています。

タイトルのようなことは、まったくもって需要がないでしょうが、
結構簡単にできることであり、日頃このワナに陥りがちなもの。
当てはまったら、反省しましょう(自戒もこめて・・・)。

f:id:odachin2030:20111106141324j:plain

 


◆方法1:ムダに室温を上げる


寒いこの時期はとくにですが、室温を上げると眠気がやってきます。
ポカポカして、いい気持ち・・・なんて考えていると、気がつけば夢の中だったりして。
とくに頭が熱くなると、感覚的にもボーッとしますから、すぐに眠くなります。

 
だから、原稿を書く時はちょっと寒い目でがんばる訳ですが、
今回は「眠気に襲われる方法」ですから、逆に考えましょう。
部屋の状況にもよりますが、まず27度は必要ですね。
エアコンの風が直接当たるようにしておくと、ポカポカ感もバッチリ。
さらに厚着をすると肩がこり、血行が悪くなる。頭がハッキリしません。
 
あとは、酸素が薄くても眠気がきます。
換気が少なかったり、部屋にいる人数が多かったりすると眠たくなりますよね。
 
 

◆方法2:一度にガッツリとごはんを食べる

 
少し前ですが、パワーランチなるものがビジネスマンの間で流行しましたよね。
効果のほどはわかりませんが、私は見事にその言葉にハマり、多くの時間を不意にしました。
ごはんをモリモリ食べて、さらにデザートなんかをつまめば、
もう、30分もしないうちに、急激な眠気があなたを襲います。
 
この眠気と戦うためにと、コーヒーやドリンク剤を投入するんですが、
まあ、効かないのなんのって感じです。
間違えて甘いコーヒーなんかを飲んだなら、
一旦眠気がひきはじめた頃に、じんわりと2段階目の眠気が訪れます。
 
ごはん以外にも、作業しながらつまむお菓子も効きますよね。
チョコとか、菓子パンとか。
ながら食べをすれば、食べた総量も気づきませんから、
あっという間に完食し、後悔の気持ちがピークを迎えるころに眠気がきます。
 
 

◆方法3:ボーッとネットサーフィンして、目を疲れさせる

 
目を疲れさせると、眠気というか、目を開けるのがつらくなりますよね。
電車移動→スマホ、事務所→パソコンというくり返しになってしまえば、
目に休ませる隙を与えませんから、
しっかりと目が疲れ、目の違和感で作業もストップします。
医学的に詳しくありませんが、
そうした異常を緩和させようと眠気がくるのかも知れませんね。

今の世の中は、目薬やPCメガネがありますが、
ただでさえ頭が働かない、集中力がないときに、ただボーッとネットサーフィンをしていれば
ちょうど30分くらいして眠気がきます。
でも、ボーッとしているので眠気に気づかないこともあったり。
そのまま継続して眺めつづけると、かなり長時間になってしまうこともありますね。

それよりは、時間を決めてガッと書き、ちょっと外へ出て目を休める。
このサイクルができれば理想・・・なんですが、なかなかできるものでもないです。
 
 
以上、ザッと書きました。
いやー、反省材料がたくさんです。
「眠気と戦う」なんて言うとカッコイイ?ですが、
結局人間は、眠気には勝てない。むしろ上手にお付き合いした方が得策かと。
そんなことを思いつつ、今日も眠気と葛藤しながら、原稿に向かっています。
 
―残り6年と289日―