書籍原稿とジグソーパズルの共通点
ここ2、3日の間、3歳の娘が黙々とひとり遊びをしています。
どうも、少し前に祖母が買い与えたジクソーパズルにはまっているそう。
子育てをされた方はご承知の通り、
ひとり遊びというのも大事な発育のサインですよね。
どうも、少し前に祖母が買い与えたジクソーパズルにはまっているそう。
子育てをされた方はご承知の通り、
ひとり遊びというのも大事な発育のサインですよね。
さて、書籍原稿の執筆が多い私も、最終段階には
このジグソーパズル的なイメージをもって、原稿を整えていきます。
やっている方は「うんうん、わかる」と言っていただけるとは思うのですが。。。
◆論文みたく、一から書けない!
書籍原稿は、文字数にして10万字くらいでしょうか。
論文もほぼ同じ程度か、やや多めだと思いますが、こちらは読み物ではないので
論文もほぼ同じ程度か、やや多めだと思いますが、こちらは読み物ではないので
基本的には論理展開に沿って書き進めていくもの。
対して書籍は、ストーリーにさまざまなアクセントを加えた目次案を
きちんと練り上げて書いていく訳ですが、
順序よく取材や執筆ができるはずもなく、時間も限られているので、
対して書籍は、ストーリーにさまざまなアクセントを加えた目次案を
きちんと練り上げて書いていく訳ですが、
順序よく取材や執筆ができるはずもなく、時間も限られているので、
まずは書けるカテゴリや章から、どんどん書き進めていくんですね。
そうやって、目安の文字数、また書くべき内容を網羅できた頃になって、
今度は全体を見て構成を変えつつ、
それに従って文章も手直しを加えていきます。
それに従って文章も手直しを加えていきます。
この作業が、実にパズルっぽいんですよ。
内容を見て、「この流れからの、この展開かな」とか
「この話が長いから、間にこれを加えておくか」とか
内容を見て、「この流れからの、この展開かな」とか
「この話が長いから、間にこれを加えておくか」とか
頭を使いながら組みあげていくんですね。
◆ピースの耳は、一旦はめ込んでから作ります
ジグソーパズルは、当然ながら先にピースの耳(でこぼこ)が出来上がっていて、
それをヒントに組み合わせていく訳ですが、
書籍原稿の場合は、章やカテゴリーごとに一旦書き上げますから、
ピースの耳は、フラットな状態です。
これをフラットなままで組み立てても、原稿自体は形になりますが、
それだけだと、おもしろくない。
それをヒントに組み合わせていく訳ですが、
書籍原稿の場合は、章やカテゴリーごとに一旦書き上げますから、
ピースの耳は、フラットな状態です。
これをフラットなままで組み立てても、原稿自体は形になりますが、
それだけだと、おもしろくない。
なので、前後の文章に流れができるように書き直していきます。
たとえがヘタクソかも知れませんが、ピースの耳を自分で作っていく感じです。
それで複雑なパズルが完成したなら、まあちゃんとした原稿になっているはず。
そんな原稿完成を想像しつつ、
まだまだ年末納品の原稿で「ピースを作る」段階の私が、今ここにいます。。。
たとえがヘタクソかも知れませんが、ピースの耳を自分で作っていく感じです。
それで複雑なパズルが完成したなら、まあちゃんとした原稿になっているはず。
そんな原稿完成を想像しつつ、
まだまだ年末納品の原稿で「ピースを作る」段階の私が、今ここにいます。。。
-残り6年と297日-