『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

ライターが『高速バス』移動で得るもの、失うもの。

最近はありがたいことに、遠方まで取材に行かせていただく機会が増えました。
ただ、経費や予算は限られているので、
『高速バス』で移動するケースも。

 

万物に共通ながら、
メリット(得るもの)とデメリット(失うもの)は必ずありますから、
ライターの視点で双方を書き出しました。

 

◆時間帯で変わるコスト感

 

まずメリットから。

  1,目的地までの乗り継ぎ回数を抑えられる
  2,コストが安い

とくに2,の部分は大きいですね。
ライターは交通費込みで受注するケースも多いので、
少しでも出費は抑えたいところです。

 

ここで考えたいのが、乗車の時間帯。
 【夜遅く】=集中力がなく、作業する気力もない。
 【取材後】=とくに長時間取材の後は、解放感で気が散る。
など、明らかに作業ができない時間帯なら、
バスに乗ってじっと身体を休めましょう。

逆に、午前中や取材前など、
ある程度スペースがあれば、集中力が途切れず作業できる時間帯には
電車を使ったほうがベターだと思いました。

 

 

◆酔う。疲れる。

 

デメリットはこんな感じですね。

 1,シートベルト着用義務、また安全面から座席周囲さえ歩き回れない
 2,シート自体がせまく、PCや書類を広げられない
 3,個人差はあるが酔う。そしてやっぱり、疲れる。

やはり安い分、いろいろあります。
もちろん路線によっては、快適なものもあるでしょうが。
あくまで一般論です。

3,に関しては、私は車やバスに酔わない人なんですが、
集中して原稿を書いてるこの時期だと、疲労からか酔いやすいです。
そして、翌日もカラダがだるい。
これが原稿にも、結構な影響を与えます。

ですから、翌日の午前中から動いたり、じっくり原稿を書くのなら
高速バスでの移動よりも、電車移動を選択するべきでしょう。

 

結論をいえば、「コスト」か「作業時間」か、優先するべきものを考える。
私としては、


 ・作業1時間につき3500円程度

 

というコスト算出をして、判断するようにしています。
その根拠とは、だいたい1時間程度で書ける原稿の報酬なんですよ。

こうした判断は、ケースバイケースです。
忙しい時ほど、ここまで頭が回らないものですが、
普段から考えるクセをつけておけば、結構できるもの。
なるべく効率良く動いて、身体も頭脳も上手に使いたいですね。

 

-残り6年と298日-