ライターが『高速バス』移動で得るもの、失うもの。
最近はありがたいことに、遠方まで取材に行かせていただく機会が増えました。
ただ、経費や予算は限られているので、
『高速バス』で移動するケースも。
万物に共通ながら、
メリット(得るもの)とデメリット(失うもの)は必ずありますから、
ライターの視点で双方を書き出しました。
◆時間帯で変わるコスト感
まずメリットから。
1,目的地までの乗り継ぎ回数を抑えられる
2,コストが安い
とくに2,の部分は大きいですね。
ライターは交通費込みで受注するケースも多いので、
少しでも出費は抑えたいところです。
ここで考えたいのが、乗車の時間帯。
【夜遅く】=集中力がなく、作業する気力もない。
【取材後】=とくに長時間取材の後は、解放感で気が散る。
など、明らかに作業ができない時間帯なら、
バスに乗ってじっと身体を休めましょう。
逆に、午前中や取材前など、
ある程度スペースがあれば、集中力が途切れず作業できる時間帯には
電車を使ったほうがベターだと思いました。
◆酔う。疲れる。
デメリットはこんな感じですね。
1,シートベルト着用義務、また安全面から座席周囲さえ歩き回れない
2,シート自体がせまく、PCや書類を広げられない
3,個人差はあるが酔う。そしてやっぱり、疲れる。
やはり安い分、いろいろあります。
もちろん路線によっては、快適なものもあるでしょうが。
あくまで一般論です。
3,に関しては、私は車やバスに酔わない人なんですが、
集中して原稿を書いてるこの時期だと、疲労からか酔いやすいです。
そして、翌日もカラダがだるい。
これが原稿にも、結構な影響を与えます。
ですから、翌日の午前中から動いたり、じっくり原稿を書くのなら
高速バスでの移動よりも、電車移動を選択するべきでしょう。
結論をいえば、「コスト」か「作業時間」か、優先するべきものを考える。
私としては、
・作業1時間につき3500円程度
というコスト算出をして、判断するようにしています。
その根拠とは、だいたい1時間程度で書ける原稿の報酬なんですよ。
こうした判断は、ケースバイケースです。
忙しい時ほど、ここまで頭が回らないものですが、
普段から考えるクセをつけておけば、結構できるもの。
なるべく効率良く動いて、身体も頭脳も上手に使いたいですね。
-残り6年と298日-