自宅兼事務所か、否か。最終結論。
フリーライターとして活動をはじめて、もう数ヶ月で満4年になります。
受注する仕事の中身、ワークスタイル、そして生活をともにする家族の状況など、
多くの点で変遷があり、
それにあわせて自宅→レンタルデスク→シェアオフィスと作業場を変えてきました。
とりあえずはシェアオフィスという環境で納得できたのですが、
来春からは息子が小学校に上がるため、またしても作業場を検討することに。
『自宅兼事務所』にするべきか、否か。
いよいよ判断を下す時期が訪れようとしています。
◆なぜ今『自宅兼事務所』の案が持ち上がったか
そもそもライターは
・パソコンを置いて、常時インターネットができる
・座って仕事ができる
環境であれば、なんとか仕事はできます。
世間にはカフェを渡り歩くノマドワーカー・スタイルで活動するライターさんも
少なくないでしょう。
私としては、これに加えて
・トイレや用事で一瞬席を離れても(セキュリティ面で)問題ない環境
・プリンタが手の届く場所にある
・プリンタが手の届く場所にある
・静かすぎず、騒がしすぎない場所
という環境を求め、自宅以外の場所で作業をするようになりました。
しかし今回は、
・子どもが午後2時ごろに帰宅する
・夏休みは平日も家にいる
など、夫婦共働きゆえの問題が持ち上がってきたのです。
もちろん学童保育や塾といった対応も考えましたが、それにしても
やはり「誰かが家にいた方が良い」ということになってきました。
加えて、私自身も
体調面や効率性から昼に少しの間だけ休息する必要があり、
これをやるとなるとシェアオフィスでは難しいということで、
再検討することになったのです。
◆ポイントは「気持ちの切り替え」
私は現状でも、週に2~3日は自宅で仕事をしています。
これは体調があまり良くなかったり、
直近で多忙なスケジュールが発生する際のリスクヘッジとして、
上手に休みつつ、働いています。
ほか自宅兼事務所のメリットは
・家賃や移動費などのコストを低く抑えられる
・気が向いたら、すぐ仕事ができる
・時間の合間に家事ができる
などでしょうか。
とはいえ、自宅兼事務所のワークスタイルで成功するには
「気持ちの切り替え」がポイント。
外に出るとなると、それなりにキチンとした服に着替え、
気分的にもやる気を出して動く訳ですから、
自宅外の事務所であれば、それが可能です。
逆にこれがないとなると、いつまでも仕事モードに切り替えができず
仕事の効率もなかなか上がりません。
この気持ちの切り替えに対抗できるものとして、
時間管理の厳格化も有効と考え、試行錯誤を繰り返してきました。
が、私の場合は厳守しようとする精神力が、
結構必要な人間なんだということも、実践する中でよくわかってきました。
これを錬磨する手もありますが、
現実的には、この部分も仕事に注力させたいというのが本音です。
結論としては、
自宅そばの、格安なマンションの一室を事務所にする
ということにしようと思っています。
子どもにあわせて自宅と事務所を行き来する。そんなワークスタイルかと。
まあ、あまり他の方には参考にならないでしょうが、
家族持ちライターさんなら、いろいろご意見がありそうですね。
-残り6年と320日-