『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

自宅兼事務所か、否か。最終結論。

フリーライターとして活動をはじめて、もう数ヶ月で満4年になります。
受注する仕事の中身、ワークスタイル、そして生活をともにする家族の状況など、
多くの点で変遷があり、
それにあわせて自宅レンタルデスクシェアオフィスと作業場を変えてきました。

 

とりあえずはシェアオフィスという環境で納得できたのですが、
来春からは息子が小学校に上がるため、またしても作業場を検討することに。
自宅兼事務所』にするべきか、否か。
いよいよ判断を下す時期が訪れようとしています。

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◆なぜ今『自宅兼事務所』の案が持ち上がったか

 
そもそもライターは
 ・パソコンを置いて、常時インターネットができる
 ・座って仕事ができる
環境であれば、なんとか仕事はできます。
世間にはカフェを渡り歩くノマドワーカー・スタイルで活動するライターさんも
少なくないでしょう。
 
私としては、これに加えて
 ・トイレや用事で一瞬席を離れても(セキュリティ面で)問題ない環境
 ・プリンタが手の届く場所にある
 ・静かすぎず、騒がしすぎない場所
という環境を求め、自宅以外の場所で作業をするようになりました。
 
しかし今回は、
 ・子どもが午後2時ごろに帰宅する
 ・夏休みは平日も家にいる
など、夫婦共働きゆえの問題が持ち上がってきたのです。
もちろん学童保育や塾といった対応も考えましたが、それにしても
やはり「誰かが家にいた方が良い」ということになってきました。
 
加えて、私自身も
体調面や効率性から昼に少しの間だけ休息する必要があり、
これをやるとなるとシェアオフィスでは難しいということで、
再検討することになったのです。
 

 

◆ポイントは「気持ちの切り替え」

 
私は現状でも、週に2~3日は自宅で仕事をしています。
これは体調があまり良くなかったり、
直近で多忙なスケジュールが発生する際のリスクヘッジとして、
上手に休みつつ、働いています。
 
ほか自宅兼事務所のメリットは
 ・家賃や移動費などのコストを低く抑えられる
 ・気が向いたら、すぐ仕事ができる
 ・時間の合間に家事ができる
などでしょうか。
 
とはいえ、自宅兼事務所のワークスタイルで成功するには
気持ちの切り替え」がポイント。
外に出るとなると、それなりにキチンとした服に着替え、
気分的にもやる気を出して動く訳ですから、
自宅外の事務所であれば、それが可能です。
逆にこれがないとなると、いつまでも仕事モードに切り替えができず
仕事の効率もなかなか上がりません。
 
この気持ちの切り替えに対抗できるものとして、
時間管理の厳格化も有効と考え、試行錯誤を繰り返してきました。
が、私の場合は厳守しようとする精神力が、
結構必要な人間なんだということも、実践する中でよくわかってきました。
これを錬磨する手もありますが、
現実的には、この部分も仕事に注力させたいというのが本音です。
 
結論としては、
自宅そばの、格安なマンションの一室を事務所にする
ということにしようと思っています。
子どもにあわせて自宅と事務所を行き来する。そんなワークスタイルかと。
 
まあ、あまり他の方には参考にならないでしょうが、
家族持ちライターさんなら、いろいろご意見がありそうですね。
 
-残り6年と320日-