フリクションペン命!だが、真夏は断じて使わない。
いまや誰もが知っている文具・フリクションペン(正式名称:フリクションボール、私はこう呼んでいます)。
鉛筆やシャーペンには代替できない、ペン特有の見映えと書き味を維持させながら、
いざ、「間違えた!」という場合も「こすれば消せる」という機能性は、
いざ、「間違えた!」という場合も「こすれば消せる」という機能性は、
正直どの商品も到達できていない見事な設計だと思います。
冒頭から愛があふれる文章を綴っておりますが、
私は2007年発売当初からのフリクションペンの愛用者です。
でも、真夏だけはフリクションペンを使いません。
こう書くと、お読みの方は察しがつくでしょうが、理由は暑さです。
でも、日常で困った事があったので、
あえてブログに書き、多くの人に「こういう事もある」と伝えたいなと思いました。
パイロット フリクションノック 0.5 ブラック LFBK23EFB
- 出版社/メーカー: パイロット
- メディア: オフィス用品
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◆気温30度超の京都で起こった、ある事件
あれは2011年、ちょうど今頃だったと思います。
とっても蒸し暑い京都市内を、カメラマンのNさんと歩いていました。
確か、からあげのガイドブックを制作するということで、
東京の某編集プロダクションさんから
関西エリアを委託されての取材でした。
とっても蒸し暑い京都市内を、カメラマンのNさんと歩いていました。
確か、からあげのガイドブックを制作するということで、
東京の某編集プロダクションさんから
関西エリアを委託されての取材でした。
気温は30度超の中、炎天下も含む取材が2時間ほどありました。
私はとっさにメモできるよう、
いつもトートバッグの前ポケットにペンを刺していて、
この日も同じスタイルで取材を敢行していました。
さて、事件は2件目の取材時に起こりました。
屋台型のからあげ店だったので、
外のベンチにからあげを置き、
角版タテで撮影するようカメラマンさんにお願いをし、
いつもトートバッグの前ポケットにペンを刺していて、
この日も同じスタイルで取材を敢行していました。
さて、事件は2件目の取材時に起こりました。
屋台型のからあげ店だったので、
外のベンチにからあげを置き、
角版タテで撮影するようカメラマンさんにお願いをし、
私はその間に話を聞こうと、ペンとメモ帳を取り出したんですね。
ところが、そのペンが書けない!
何をどうやっても、筆跡は透明なまま。
ちなみに、ペンは黒・青・赤と3本入れていたんですが、いずれもダメでした。
仕方ないので、その場は担当者との会話にとどめ、
あとからカメラマンさんにボールペンを借りて、記憶の限りメモを書いた
という話です。
◆60度に達した・・・のか!?そして、その後。
ネットなどで調べてみると、フリクションペンは
60度以上で透明になるインクを使っているそうですね。
それにしても、炎天下とはいえ、カバンに入れたペンが60度になるか?
触った時は、「あっ、あったかいな」くらいの感覚でしたね。
60度以上で透明になるインクを使っているそうですね。
それにしても、炎天下とはいえ、カバンに入れたペンが60度になるか?
触った時は、「あっ、あったかいな」くらいの感覚でしたね。
でも、インクの色が透明になったんですから、
一瞬でも60度近くまで上がったんでしょう。
それなら、と
帰宅後にはペンを冷凍庫に入れてみました。
一瞬でも60度近くまで上がったんでしょう。
それなら、と
帰宅後にはペンを冷凍庫に入れてみました。
書いた文字と一緒で、冷やせば書けるようになるかな、と。
そのまま一晩放置し、翌朝に試してみると、ちょっとだけ書けました。
そのまま一晩放置し、翌朝に試してみると、ちょっとだけ書けました。
が、インクの出が不均一になり、
なんとなく書き味が変わってしまいました。
また、何日が使いつづけてみたんですが、
やっぱりインクがかすれたりして、使いづらかったんです。
そんな事件から、私は真夏の間だけフリクションペンを使わないようにしました。
書き味なんて、たかがボールペンで、と思われるかも知れませんが、
とっさに文字が書けないとなると、仕事になりませんから。
書き味なんて、たかがボールペンで、と思われるかも知れませんが、
とっさに文字が書けないとなると、仕事になりませんから。
それからは、カバンに入れておく場所も変えて、
ペン自体が熱くならないようにする工夫もしました。
また、一旦はフリクションペンを使わなくなったりもしましたが、
結局はその便利さと、機能性から、ユーザーへと戻った訳です。
ペン自体が熱くならないようにする工夫もしました。
また、一旦はフリクションペンを使わなくなったりもしましたが、
結局はその便利さと、機能性から、ユーザーへと戻った訳です。
要は、どんな商品であっても、
ある程度ユーザー側が使い方を考えなくてはならない、ということですね。
ちなみに、真夏の間フリクションペンは、
すずしい室内の文具ケースでゆっくり休ませています。
ある程度ユーザー側が使い方を考えなくてはならない、ということですね。
ちなみに、真夏の間フリクションペンは、
すずしい室内の文具ケースでゆっくり休ませています。
―残り7年と60日―