『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

ライフワークを『見える化』する7つの行動

昨日はライフワークについて書きましたが、
今回は、私自身がライフワークを『見える化』していった経験を振り返り、
その行動を挙げてみました。

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◆『見える化』する7つの行動

 
私がライフワークについて真剣に悩みはじめたのは、
昨年の9月くらいでした。
ちょうど仕事が継続しつづけて丸1年が過ぎ、
自分のライフワークって何?」という疑問が、ふと頭によぎったのがきっかけです。
実は、このブログをはじめたのも、ライフワーク探しの一環でした。

さて、それから半年あまりの間、やった作業がこちらです。
  1. 「人生の最終盤でやっておきたい仕事」を考えてみる
  2. 「この人に会ったら、プラスだろうな」と思える人と会う
  3. ライフワークをやって幸せそうな人の情報を集める
  4. 自分が過去に書いたブログ、日記を読み返す
  5. なんとなく思いついたライフワーク候補の適性を、「一番自分を知っている相手」に相談してみる
  6. 頭の中に描いたライフワークを、ムリにでも事業化すると仮定して企画書を作る
  7. 自分の周囲にいる「良き先輩」に話を聞いてもらう
作業の手順も数字通りですが、
2、3、4は同時に行いつつ、ハッと何かに気づく度に1へ戻りました。
今年の2月くらいまでは、このくり返し。
もちろん仕事の合間にやっていた事もありますが、
考えを深め、形づくるには相応の時間が必要です。

5以降は、スピードが格段にあがりました。
だって、5をやって、7へと移行する段階で、6の作業が必須になるからです。
具体的に7をやったのは今年4月。
まず1人目として、社長まで務められたSさんに相談をしました。

それが本当に運良くというか、幸いしました。
いろいろなアドバイスのみならず、
自身の想像以上に、事業の可能性を大きく広げてくださいました。
その後、一気に事業構想が具体化でき、
今週土曜日の「モニター説明会」開催が決まったのです!

 

◆慎重なのか、臆病なのか。それは自分で見抜け!

 
ライフワークが、もし既存にあるサービスではない、
つまり、新しいビジネスプラン・事業である場合、
上記の7つの行動を取り組むにも、慎重さが必要ですよね。
だって、
  • 信頼できない相手に話して、アイデアをパクられる
  • 自分の考えを全否定されて自信を喪失する
  • 「協力する」と言われて、関係のない事に巻き込まれる
なんてこと、よく耳にする話ですし。

なので、相談する相手も慎重に考えるのが王道ですが、
かといって、疑心暗鬼になってしまったり、
「やっぱりダメかも・・・」なんて臆病になってしまったりすれば
残念ながらその着想は、この世に日の目を見ることもなく、
単なる頭の中のイメージとして、消えていくことでしょう。

自分の姿勢がどうなのか。どう進んでいけば良いか。
失敗する事もあるでしょうが、それでも決断するのは自分ですから
己を信じて、動くしかありません。
 
焦らずとも、誰も理解者がいないとしても、
想いを強く持ち続けていくことが、実現への近道。

過信することなく、広い視野から様々な意見を取り入れる
自信がなくなったら、自信が出るまで軌道修正をつづける。
そんなくり返しによって生まれたライフワークだからこそ、
思いっきり人生をかけて進んでいくことができるんじゃないか。
そう思います。
 
―残り7年と136日―