『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

ライフワークって、何だろう

まだまだ詰め切れていない部分があるものの、
これからスタートさせる「ミニ出版支援サービス」は、
ほぼライフワークといえる事業と考えています。

この『ライフワーク』って、一体何なんでしょうか。
まず、ここから考えていきたいと思います。

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◆自分の仕事は、自分が決める。

 
ライフワーク。
私の解釈としては、「生涯を通して取り組める仕事」のこと。
これをわざわざ考える人は、少なくとも
仕事=生きる糧を得るための行為
とは考えていないと思います。
自分の夢であったり、目的であったり、楽しみであったり。
何かしら、仕事に強い思い入れをもっているからこそ、
ライフワークなるものを、真剣に考えるんでしょう。

もう一つ言えることは、
ライフワーク=自分で決めた仕事
ということ。
世の中は不思議なもので、自分の意思にかかわらず
いろんな縁や出来事から、環境が形作られます。
それでも、自分がコレって決めなければ
やっぱりライフワークには成り得ない。そう思います。

自営業でも、会社員でも、フリーターでも。
「自分が人生をかけて取り組む」と決めた仕事が、ライフワークです。
 

◆現時点で言えるのは『仕事の充足感』かな?

 
概念的な話ばかりなので、今度は私自身を例にします。

私の仕事はフリーライター、物書きです。
当初は編プロさんからいただく雑誌の仕事のみだったので、
やや不安定な生活でした。
その後、企業さんとの直接契約、レギュラー的な案件が増え、
出版社との契約、また合間に入れられるライティング案件など、
柔軟に仕事を進めていける環境が整ってきました。
まだまだ見通しは甘いでしょうが、
頑張れば、65歳あたりまでは書いて生きていける基盤が
整いつつあるのが、現況です。

そんな私は、「子ども達を立派に育てる」のが第一義です。
今ある仕事を全力で取り組み、もうちょっと収入をアップさせれば、
なんとか、この第一義は達成できます

しかし、できるならもう一つ、仕事で成就させたい事があります。
それは、自分の能力を生かして、未来に生きる人の為に尽くすこと。
具体的には、今を生きる人の歴史を後世に残していくことであり、
それが新しい事業の着想点です。

さて、この新事業。
実際に取り組んでいませんが、現時点で挙げるならば、
仕事による充足感が、まったく違います。

家族への責任を果たした上で、
さらに自分の希望(=成就させたい事)を叶えられる。

これほどの充足感はないし、そんな仕事ができて幸せです。
現時点では、この程度しか言えませんが、
確実にプラスの方向へと作用していくことを考えると、ワクワクしますね。

人生は考え続けるもの
ならば、より良き方向へと歩める道を探していく。
ひねくれず、真っ正面からそれを実行するのが、私の生き方なんだと思います。

―残り7年と137日―