『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

ご提案「GW休めそうなライターは、最終日にこれやっとこう!」

クリスマスや年末年始、お盆など
世間的には、多くの人が休業となるタイミングが年に何回かあります。
でも、ある程度は定量的に仕事が入るライターさんは休めませんよね?
なぜなら、雑誌やムックの制作時期が重なるからです。

そんな休業期間ですが、GWだけはお休みを取る方が多いと思います。
ちょうど仕事も少なくなる時期なんでしょう。
とはいえ、「仕事がない」という状況がつづくのは
あまり良い気分ではありません。
この辺を踏まえつつ、GW最終日の過ごし方をご提案したいと思います。

 

◆提案1:最寄りの編集さんに連絡してみる。

さっきも、ちょっとだけと触れましたが、
ムックや雑誌を中心に執筆されるライターさんは、
ちょうど6月末~7月中旬あたりに、いわゆる「夏号」が発売です。
だから、すでに「連休明けはこんな仕事あるよ~」って
ご案内が来ているライターさんも多いことでしょう。
それがない!という方は、ぜひ最寄りの編集さんへメールor電話を。
取材先のリストアップがずれ込んでいた場合なんかは、
きっとライターの手配まで作業が進んでいないでしょうから、
逆に「連絡ありがとう☆」って感謝されるかも。
残念ながらお仕事にならなくても、
行動すれば結果が出るはす。
近いうちに声がかかる事も多いと思いますよ。

 

◆提案2:営業プランを練り直してみる。

もう一つ、おすすめしたいのが「営業プランの練り直し」。
これって、時間がなければなかなかできない事ですよね。
だからこのGW期間って、絶好のチャンスです。
職務経歴書や掲載実績など、いつも使っている営業ツールの見直し
そして出版社や編プロさんなど新規のアプローチ先を探してみる。
で、連休が明けたら動いてみましょう。

これは私の経験ですが、
何度か、東京都内を営業に回ってきました。
もちろん事前にアポも取って上京し、
その前後1日くらいで集中して訪問。
すると、毎回必ず1~2社から問い合わせが後日ありました。
肝心の費用対効果ですが、
年度で検証するとペイできていました。だから、おすすめします。

ちなみに、当然ながら
まったく知らない会社に問い合わせるよりも、
誰かしらの紹介があった方が、確実です。
どんなに細々した人脈でも、もう一度たどってみると
新たな人脈へと広がっていくかも知れませんね。

せっかくのお休みですから、まずは思いっきり休息を。
そして、家族持ちなら
家族サービスに徹する日を、必ず1日はつくりましょう。
その上で、価値的に動くための準備をするのが最終日。
この準備が以後の勝敗を分けると、私は思っています。

-残り7年と169日-