『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

苦行ライターを卒業します

―毎日深夜までパソコンに向かい、世間でいう休日も働く。
ここまでやって、ようやく家族を養えるというのが
職業ライターとして働く私の結論であり、現況です。
これはライター以外の世界から見たイメージとも、そう相違ないでしょう。

慣れてしまえば苦しい事もないし、
どんな仕事でも喜んで引き受ける。
ライターなんて、そんなものだと思ってきました。

しかし、その思考を転換し
ごく一般的な目でみれば苦行ともいうべきワークスタイル
見直す時が訪れました。
そう、苦行ライターを卒業しようと決意したのです。

 

 

■誰にでもある身体の不具合

病気一つしない、健康体って方も世間にはたくさんいらっしゃいますが、
よくよく話を聞いてみると、
誰にでも一つや二つは、身体の不具合ってあるもの。
それはちょっとした注意や工夫で改善できるケースから、
実は重病になるシグナルというケースから様々でしょうが
きちんと自分の身体と向き合って、時にはメンテナンスをすることが
大切だと思いますね。

さて、私もそうした不具合をいくつか抱えていますが、
最近いろいろあって検査をしたところ、
あまり身体に負担がかけられない事がわかりました。
睡眠を削ったり、ずっと働きずくめで生きていくと
あんまり長生きができないそうです。
大きな病気をする前に、
奇跡的にその事がわかってよかったと
心から感謝しています。

■睡眠時間を確保するワークスタイルとは

だからといって、
「身体が大事だから、仕事を減らします!」なんて
収入に余裕がない私には、絶対言えません。
むしろ効率良く身体を使って、上手に働き収入を得る。
それを、子ども達が大人になるまで続ければ
父親としての義務を果たしたと言ってもらえるでしょう。

そうなると、ワークスタイルというか
仕事自体を見直す必要が出てきます。
次の進学先や就職先があるから、卒業できる。
そんな感覚でしょうか。

着目する点は、仕事の種類ではなく

  1. 仕事を完了させるまでの「総時間」
  2. 仕事で得る報酬

 

であり、こうした仕事をいかに獲得していくかが
今後の私の余命を左右する事になるでしょう。

具体的には思案している段階ですが、
きっと既存の仕事を探すより、自分で仕事を生み出す方が
より確実かつ安定的に仕事ができる。そう思っています。
そして、
そのためのアクションを起こす時が到来したなと感じています。

―残り7年と211日―