お店取材時に『あったら便利なアイテム』5点
前回のお店取材なら『不要なもの』5点のつづきです。
必要なものを挙げたところで、
読んだ方にとっては「おっ!」とは思わないでしょうから、
単に必要なアイテム、説明なしでもわかるアイテムをまず下記に挙げましょう。
- 名刺
- 筆記用具/メモ
- 企画書、媒体資料、過去掲載の誌面コピー等の書類
- 携帯電話orスマホ
まあ、これだけあれば取材できますよね。
次に、今回のテーマである
「荷物でなければ、あったら便利だと思うアイテム」を以下に挙げてみました。
- 過去に発行した雑誌の実物
- コンパクトデジタルカメラ
- ポケット&ウェットティッシュ
- バインダー
- クリアファイル
さて、これらは少し理由が必要だと思うので、
若干説明していきましょう。
1.過去に発行した雑誌の実物
「雑誌を発行します!」といっても、
デザインラフがすでに出来ていたり、編集がコンセプトを明確にしていない限り、
取材相手はどんな誌面かイメージしづらいですし、
カメラマンもどんなカットを撮影していいかわかりません。
でも、過去に同じシリーズとして発行した雑誌や類似するテーマの雑誌が、
現物として取材時にあれば
取材相手やカメラマンに確認してもらいながら、
スムーズに取材を進めることができます。
もちろん、一ライターの立場では、
せいぜい良くて過去掲載分のコピーを手渡される程度。
よく分かります。私も大半がそうです。
まあ全体の件数にもよりますが、
私はブックオフで中古の雑誌を探すか、
自腹を切ってでも類似する雑誌を買っています。
これは、質の高い取材をするための必要経費なので。
(私は青色申告なので、必要経費で計上できます)
2.コンパクトデジタルカメラ
コンデジですね。
これは撮影用ではなく、記録用です。
もちろんスマホでも問題ありません。
これは、グルメ取材であればメニュー表やおしながき、
物品を扱う店舗なら値段表、また値札・商品をセットで撮影しておくと
メモを取る時間の圧縮&正確さの向上につながります。
3.ポケット&ウェットティッシュ
まとめて書きましたが、
ポケットティッシュとウェットティッシュです。
用途はそれぞれありますので、両方とも欲しいところ。
ポケットティッシュは、
カメラマンさんが撮影する際、物品の修正する時にあると便利です。
たとえば、ラーメンの鉢にくっついたネギとか
指紋がつきやすい雑貨の上にのった糸くずなど。
もちろんカメラマンが持っておけばいいのですが、
ライターとしても、持っておくと役立ちます。
ウェットティッシュは手を拭く用。
とくにグルメ取材の場合は、結構手が汚れてしまうケースが多いので
あると便利ですね。
4.バインダー
気が利いた編集さんだと、
ライターが細かなデータを漏らさず聞けるようにと
「取材シート」を用意してくれることもあります。
この時に役立つのがバインダーです。
これに挟んでおけば、自分も書き込みやすく、
クーポンやアンケート等で取材相手に書き込んでもらう際もスムーズです。
また1日に何件も取材する案件では、
物件リストを挟んでおくと、
とっさに電話などで相手のやり取りする際、かなり便利です。
5.空のクリアファイル
基本的に書類を持ち歩く際は、ファイルに入れるものですが、
もう1つ、空のクリアファイルをバッグに入れておきましょう。
これは取材相手に書類を手渡す際、
また取材相手から書類を受け取る際にも、丁寧に扱うと好印象です。
*
という訳で、アイテム5点を紹介しました。
ほかにオススメのアイテムがあれば、教えてくださいませ~
―残り7年と261日―