ライターの『プリンタ』選び(2012年版)
まもなく師走ということで、
年賀状などの用途に使う『プリンタ』を買い求める人が
とっても多くなる時期ですね。
私のプリンタは現在5代(台)目です。
それぞれ購入時には、考えて、考え抜いて決めていました。
今はフリーライターという職業から見て、
どういったポイントを重視するのか、書いてみました。
まず「コレは欲しい!」って特徴、機能とその説明を挙げると、
- スキャナ機能
=サンプル原稿、デザインラフの送稿にけっこう使います。校正もPDFで送る方が正確です! - ADF(原稿を自動送りする)機能
=メモや書籍ではスゴく便利。何十枚もの校正紙を送るのに大活躍です! - カラーインクは分離型
=雑誌ライターは黄色と赤色(人間の顔などに使う)のヘリが早い! - 給紙が2カ所以上
=仕事柄、裏紙が大量発生します。
あと、人によっては「ココまで欲しい!」って機能は
- A3まで印刷・スキャンが可能
=雑誌ライターは見開きでスキャンできると便利です。 - 印刷の速度が速い
=書籍系の方は、イライラが解消できます。だって、数百ページとか校正しますもんね。 - 写真まで印刷できる(解像度が高め)
=ちょっと変わった形の写真をプリントする際に便利。色調補正を自分でやる人もおすすめ。
でしょうか。
ついでに「コレはいらんかな」って機能も。
- ダイレクト印刷機能(カードリーダーは欲しい)
=経験上、まず使うことがありません。 - ネットワーク印刷
=複数台のPCを動かさないので。無線LAN使用は意見が分かれるところですね。 - レーベル印刷
=CDやDVDでデータを受け渡しすることも減りましたし、テプラや手書きで代用できますから。 - コンパクトな設計
=いくらコンパクトといっても、ある程度スペースが必要なことは承知です。
それなら、上にモノが乗せられたり、PC本体の上でも置ける軽いモノがいい!
もう一つ、多くの方が知っていることでしょうが、
プリンタって、本体価格に加えて
インク単体の価格を把握しておくことが重要です。
一部の海外メーカーでは、
インク単体で数本買えば、本体が買えてしまうものもあるんですね。
あと、「レーザープリンタ」の良さを再検証するような
ネットニュース・話題がここ数年くらい見られましたが、
これは自分のかけていいコストと使用頻度を検証すべきでしょう。
精度や印字速度はレーザーの方が格段にいいでしょうが、
インクよりトナーの方が高いですし、
トナーほどの出力状態って、そう必要ないものです。
あとはご自身のワークスタイルから考えて、
最低限必要な機能が搭載したものを買うことをオススメします。
だって、プリンタは消耗品ですから。
「高い物を買って、ずっと使う」という類の製品ではないと思っています。
―残り7年と312日―