『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

ときには『心のなみだ』を流そう

身体の疲れは、
ゆっくりお風呂に入って、ぐっすり眠れば
けっこう回復するものです。

では、心が疲れたらどうするか。
心が疲れると、生活すべてに悪い影響を及ぼします。
病気になる前に、定期的に回復させるべきだと
かつて病気を経験した私は、つくづく実感してます。

というわけで、私もいろいろやってみましたが・・・

  • 趣味に走る→とくに趣味もないし、だいたいそんな時間がない!
  • のんびり遠くへ出かける→そんな元気も、時間もない!
  • ぜいたくな買い物をする→お金がない!
  • 美味しいものを食べる→眠くなっちゃう!

そう、私もいろんな回復法をやってみたのですが、
効果はいまひとつ。

そうして、たどりついた私の回復法は、『心のなみだ』を流すこと。
心が震えるくらい、涙が止まらないような感動と
定期的に出会えるようにするんですね。

映画をみたり、本を読んだり、昔を思い出したり・・・
ひとそれぞれに、感動するツボがあるはず。
たっぷり時間がとれなくても、そのツボを刺激できればOK。
数分もあれば、きっと感動できると思うんです。

注意点としては、悲しいことより
嬉しいこと、共感できることで涙を流した方が効果的です。

「わざわざ自分から感動するように仕向けるなんて」って
思う人もいるでしょう。
でも、考えてみてください。
自分のまわりに、どれだけの「感動」が転がってますか?
それをキチンと拾い上げるだけの余裕が、あなたにありますか?

良し悪しは別として、現代社会はほんとに「せわしない」状態。
だからこそ、『心が泣ける時間』を自分でムリにでもつくって
心をいたわってあげる。これが大事だと思っています。

これは男女、また職業も関係なく、
「最近は、感動してないな」って人にやってもらいたい。
少しでも多くの人が、元気でいられること、
過酷な状況にある同世代のみんなで、元気に40歳を迎えたい。
それを心から願っています。

―残り7年と338日―