『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

原稿/執筆

宮崎駿監督の名言(130826NHKから)

8月26日放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を観て、文筆業の自分として書きとどめたいと思った名言をまとめました。

『これ、本にしたい!』と思った直後に、まずやること

時に人は、「これ、本にしたい!」と思うような感情が沸き起こるものです。それは希少な体験だったり、苦しい状況を乗り越えたプロセスだったり、 誰もが認めるような成功・勝利を収めた出来事だったり・・・総じて「自分以外の誰かに伝えたい」との想いが強…

2013年秋冬は、金融系の資格をとる!【3つの理由】

ライター・文筆業は資格がなくても仕事ができますが、専門性という武器を持たなければ、食べていけません。とくに『ビジネス系』、『地方在住』、『会社員と兼業』のライターさんにはこの秋~冬に、金融系の資格取得をオススメします!

頭が冴えない時は文章を書かない!

ライターや文筆・出版に関連する業界人だけでなく、あらゆる業種で『文章を書く』シーンってありますよね。まあ、文章といっても重要度は千差万別ですが、今回は重要度の高い文章の話を。お盆明け、夜遅くまで起きていた翌朝など頭がボーッとしている時に、…

自己ルール。ネットでネタを探さない!

人間は失敗し、反省をすると自分でルールを決めて、失敗を繰り返さないようにするものです。ブログのネタ探しをネットでしない!というルールもその一つ。これをお読みのみなさんも、きっと経験があるでしょう?私もしょっちゅう失敗してきたので、自分でル…

責任感をお金に変える!

平原に集まってきた全員が、ヨーイドンでいっせいに地面を掘り出す。 僕も平原に駆けつけてきたひとりだった。 仲間をつくって一緒に掘る人たちもいれば、たったひとり、穴場狙いで孤独に作業する人たちもいた。 (中略) しかし掘っても何も成果が出せず、…

1日に1分でできる『出版の準備作業』

最近は、書籍の編集や原稿執筆に関する仕事が多い私ですが、思う事が一つ。それは、「出版しよう!」と思い立ってからの準備では遅いということです。何もしないまま十数年が経過した出来事をリアルに書くって本当に大変なんですよ。今日は、1日1分でできる…

『読書スピード』を計測して気づいた事。

今回は画像から。勘の良い方はお気づきかも知れませんが、タイトルの通り、読書するスピードです。みなさん、自分の「読書スピード」って把握してますか?

仕事中の眠気に勝つ!0.5食のススメ

6月のある日、とある知人から「ブログ読んだよ~」と声をかけられました。どのブログ記事かをたずねると、返ってきたのは「どうしようもない昼の眠気について『血糖値』から考えてみる」という2012年1月に書いたブログ(公式ページのブログ)でした。そうい…

この半年、何を書けば儲かるか。

ここは日本ですから、唐突にお金の話を出すのもどうかと思いましたが、 率直に書きます。私には5歳になる息子がいますが、来春には小学校入学を控えており、正直言って、この半年間にお金が必要です。折しも私は、ライフワークの一つでもあった長期プロジェ…

真夏。1日の疲れを『一晩で取る』3つのコツ

朝からずっと働きづくめで1日を終えるだけでも疲れますが、暑い時期は、精神的にも肉体的にも、他の季節以上に疲れを感じますよね。 ライターも含め、感性や体調で仕事の質・スピードが左右される仕事の方は、疲れをいかに素早く取るかが死活問題な訳で、私…

ライターは「歴史家」にもなれる!?

先日、某社開催のセミナーに参加してきました。 この日の講師は、経営史を研究されている大学教授。私にとって、とても印象的な内容を語られていました。とくに印象に残ったのは、「社史の執筆者は、歴史家である」という趣旨の話。今の私には衝撃を受けるひ…

【原稿】誤りを文章上達のチカラにする3つの質問

完璧な文章などといったものは存在しない。 ご存じの人も多いでしょうが、作家・村上春樹氏が作品に書いた一節です。たとえ歴史に名を刻むような作家であっても、書き上げたばかりの原稿には、必ず「朱」が入る箇所、つまり誤りが出てきます。それは、完璧な…

自作原稿の「朱」、すべて公開します!

書き上げた原稿を見直し(校正)、誤りや要修正の箇所を記すことを『原稿に朱を入れる』といいます。朱が入った原稿をライターが見せるなんて、よほど必要に迫られないと、まずやりません。が、今回はあえてやっちゃいます! (明日アップ予定のブログ記事に…

『自宅作業っていいね!』5つの理由

シェアの形で事務所に机を置いている私。でも、ここ最近は機密性の高い仕事が多いので、平日は自宅で作業するスタイルに切替えはじめました。 自習用ルーム、カフェ、ビジネス図書館などいろいろな場所を原稿執筆のために利用してきましたが、 ここに来て「…

仕事残してるのに…『まあ、一杯。』が断れなかった後の行動2パターン

職種に関わらず、たとえ仕事を残していても、「まあまあ、一杯どうだね?」が断れない事って、あるもんです。ライターの場合は、原稿を書くのが仕事ですから個人差はあれど、酒が入って仕事をするのはツラいものがあります。 それでも、納期は待ってくれない…

『掲載実績』に加えるべき原稿?

きっと、10年後には意味のわからない言葉になっているでしょうが、今日の私は、「激おこぷんぷん丸」です! とある納品原稿が、修正を経て公開されたのですが、自分とは違う人が手を加えているため、細かなミスが。また、内容も大幅に変えられてしまい、読者…

メモ:学歴の計算式

取材や原稿執筆中、とっさに「入学・卒業年度」が知りたい事ってよくあります。パソコンの前にいれば、学歴計算などのワードでググればいくらでも自動計算できるページを見つけられます。でも、そんなに複雑という訳ではないので、『計算式』を覚えておいて…

『読者が涙を流す』原稿を書くための2つの自己ルール

私が誇りに思う仕事の1つとして、読者が『涙を流す』原稿を、これまで数本だけですが、書かせていただきました。ここでいう涙とは、感動の涙。どんな仕事でも同じですが、自分が働いたことで「人の役に立つ」ことほど仕事冥利に尽きることはありませんよね。…

『下書き』を外注するという方法。

「お金と仕事は寂しんぼ」いったい、誰が言ったがわかりませんがこれって結構当たってます。私の場合お金はありませんが、ありがたくもお仕事だけはたくさんいただいております。編集さま、ありがとうございます。さて、最近私がはじめたのが原稿の『下書き…

原稿は『並行書き』がうまくいく!の例外

昨日の記事では、「いくつかの原稿を並行して書いた方が効率的」という内容をコチコチ書きました。それは2年前の取材を機に、これまでやってきたことですが、最近さらに気づいたことがあります。それは、『並行書き=効率的』には例外がある!ということ。た…

原稿は『並行書き』がうまくいく!

2年ほど前のことですが、京都のムック本の取材で、著名な日本画家のお孫さんとお話させていただく機会がありました。その折、教えてもらったのが、『並行して作品を仕上げる』という仕事のやり方。実際にこの方も、いくつもの作品を並行して進めていたそうで…

もう一度『書くスピード』を考える~準備~

年内のスケジュールが満杯!っていう状態から、かれこれ10日ほどが過ぎましたが、 すでにいくつかの仕事が差し込んできて、すでに限界を超えました。断れないんです。やっぱり。クライアントからいただく、せっかくの温情ですから。 さて、限界を超えたとい…

収録現場にライターが立ち会うたった1つの理由

「こちらは、リサイクルの△△商店です~」「たけや~さおだけ~」「選挙では○○、○○をよろしくお願いします~」平日ずっと会社で働いている方はご存じないかも知れませんが、お昼間の住宅街って、いろんな声が流れています。こうした音声テープにも、必ず原稿…

スケジュールは『管理』してもらうとうまくいく?!

知人や恩ある人からの依頼だったり、あまりにも相手に同情してしまったりすると、どうしても、自分がムリをしてでも、仕事を引き受けてしまう。これが、私のクセです。全然スケジュールが空いてないにも関わらず、どうしても断り切れない。そうやってなんと…

仕事を追うためにつくる『空白の時間』

気分が乗らない。予想以上に原稿が進まない。今日に限って眠い。どんな人でも同じですが、仕事の効率って日ごとに違うもの。不思議と、めいっぱいスケジュールが詰まった忙しい時期ほど、仕事の効率って悪くなりますよね。そうやって諸々の作業が遅れていく…

自分の『ベスト文字数』を見つける方法

部活で陸上をしていたり、体育会系の部活やサークルで走り込みをしていた人なら、自分が走る「ちょうどいい距離」がどれくらいか、だいたいでもわかっているもの。ちなみに私は運動がすごく苦手でしたが、走るなら長距離かなって勝手に思い込んでいました。…

『2カ月先の納期』に潜むワナ

突然ですが、小学生の頃を思い出してみてください。夏休みの最終日。あなたは、どれくらいの宿題を残していましたか?人間はなかなか性格を変えられない生き物。これは、私の持論です。冒頭の質問から言えば、夏休みの宿題を最終日、またその直前で一気に仕…

全俺が感激!あのムックがついに発刊。

ニヤニヤ。ニヤニヤ。まさかとは思いますが、昨日の帰宅途中で私を見かけた方は思いっきりニヤついた顔を目撃されたかも知れません。そう、嬉しいことがあったんです。それは、あのムックが完成したこと。(※ムック=新しい企画や不定期に発刊される雑誌テイ…

『文章がノッてない』なら、あのゲームで馬にノッた感じをイメージしよう。

「芝、併せ、一杯!」このフレーズで、「あ~懐かしい」って思う方はご存じでしょうが私が中学生くらいの頃、ダービースタリオンというゲームが流行りました。自分が馬主になったつもりで競走馬を育て、レースに出して賞金をGETし、引退後は種馬として子…