『40歳の壁』を書け上がる!~30代フリー書籍編集者小田の戦術ノート~

ライターの多くがぶつかる『40歳の壁』。ライターから書籍編集者へとシフトしながら壁を駆け(書け)上がる30代の生き様を綴ります。

チーム/人間関係

『仕事を頼まれやすい』フリーランスになる!その方法の1つ。

私はフリーランスでライターや書籍編集、執筆指導をしています。 いつも複数の案件を抱えているので、時には仕事をお断りすることも。これは仕方がないのですが、あまりに多いと「彼は忙しいから仕事を頼めない」と認識されてしまいます。 私の場合は「時す…

お歳暮の「断り方」。

私は個人事業主なので数は多くありませんが、お歳暮をもらうことがあります。 ありがたいことに毎年必ず贈ってくださる著者様もいるのですが、 こちらとしては「発刊をもって契約終了」なので、申し訳ない限りで・・・ 自分としては、発刊した年度を過ぎてから…

ギニアのために、自分のおやつを我慢してみる。

私はそれほど友人が多くありませんが、ひとり自慢できる人がいます。 彼は世界一の最貧国の一つといわれるギニアで事業を興し、具体的な形で現地の人を支えています。 折しも現在は、悪名高きエボラ出血熱の影響で渡航が叶わないということ。 この間を使って…

人に利用されても、腹を立てない方法。

カミングアウトします! 私はけっこう「利用されやすい」人間です。 なぜなら、 誰かにとって有益な情報は、惜しげなく伝える フリーランスは「時間を切り売りしている」にも関わらず、無償で動く 相手を信じて、さらに奉仕をしてしまう という性格だから。…

『飽きっぽい性格』の私が本を出版できたワケ

長くお仕事を共にしている方はご存じだと思うのですが、 私はとても『飽きっぽい』性格の持ち主です。 収入に直結する仕事は、限界ギリギリまで依頼をお受けしますが、 ・個人ブログの更新 ・セミナー企画 ・新たな人脈に出会うための諸活動 といったものは…

事業化できたのは、ある考えを大事にしたかったから。

着想したものを事業化するには、何が必要でしょうか。 お金、時間、協力者、戦略、マーケティング、運・・・いろいろな要素が挙げられるでしょう。さらにはその根底に「何がなんでも成し遂げる」という想いや情熱があり、そちらを重視するという人もいると思…

『孤高のライター』が群れる仲間とは?

先日、あるフリーライターの方からメッセージをいただきました。 承諾を得た訳ではないので、そのまま引用はしませんが、 「会社員時代と違い、フリーライターはときに孤独を感じる」とのこと。 会社員なら自らが行動せずとも、仕事をともにする同僚や上司、…

営業時、専門性に加えて相手に話す1つのこと。

フリーライターとしては4年目の私ですが、 ありがたいことに、ここ1年半ほどは絶え間なく仕事が入っています。 とはいえ「いつ仕事が消滅してもおかしくない」のがフリーランスですから、 定量的に新規問い合わせへ対応したり、営業を仕掛ける必要があります…

チームにおける正しき『自立』

私のチームには、28歳の力あるメンバーがいます。 英語やPCといった技能は持ち合わせていませんが、容姿端麗で なかなか男気がある人間です。

一番じゃなく、そこそこでいい。

最近の私は、『そこそこ』をテーマにしています。 飛び抜けてぶっちぎり、でもなく ぜんぜんやらない、訳でもない。 ただ、本質的な部分だけは全力を出す。このスタイルが理想です。

フリーランスで働き、失ったもの。

私は最近、急に悩みごとが増えてきました。 その原因が何なのかさえ気づかないくらい悩み、ちょっと落ち込みもしましたが、 冷静になって考えると、ようやくわかってきました。 それは、人間関係です。

ライターが『コンペ案件』に関わる際の注意点

ライター自身が「コンペ」で仕事を受注する事はありませんがweb制作会社とチームを組む形で携わる機会が、少なからずあります。 私もこれまで、何度かコンペ絡みの案件を引き受けましたが、失敗や苦労もいくつかあって、いろいろ勉強させられました。 ライタ…

塵(ちり)が積もっても、山にはならない

多くの人がご存じだと思いますが、日本には 塵(ちり)も積もれば山となる ということわざがあります。 「ごくわずかなものであっても、積もりつもればやがて山になる」という意味ですが、塵といえば、ふわ~っと風に舞うものなので、山のように積もるまでは…

自分がヘンだと思われない方法は?―『清洲会議』を読んで

まもなく映画で公開されますが、三谷幸喜著「清洲会議」を読みました。三谷さんの作品は「個性的な人物がたくさん登場する」というのが特徴だと思っていますが、今回も期待をはるかに上回る、強い個性の登場人物によってとっても笑える人間模様が描かれてい…

イライラは我慢より『予防』!

外は暑いし、お盆明けで気分は乗らないし、思い通りに事が運ばないし… この時期はホントにイライラすることが多いですよね。でも、そんなイライラを言葉や感情で表に出すと、周囲には不快な雰囲気が伝染し、きっとあなたも嫌われる。だから我慢する? そんな…

Dpub 8 で思わずリスペクトした、ブロガーさん達の行動

縁あって、大阪で開催された「Dpub 8」なるイベントに参加しました。ページから引用させていただくと、このイベントは 2010年にスタートした、TwitterとiPhoneを愛する人の集い アプリや関連サービスの開発者さん、著者さんや編集者さんなど出版関係の方、ユ…

『アイデアの自己保有』は、95%失敗する

誰にだって1度や2度は、「あっ、イイこと思いついた!」って経験があるはず。 ひらめいたアイデアは、他人に盗まれたくない!そっと自分の胸の内にしまい込んで。 そう思うのが、人間ってもんでしょう。そんな『アイデアの自己保有』は、たいてい失敗します。…

仕事残してるのに…『まあ、一杯。』が断れなかった後の行動2パターン

職種に関わらず、たとえ仕事を残していても、「まあまあ、一杯どうだね?」が断れない事って、あるもんです。ライターの場合は、原稿を書くのが仕事ですから個人差はあれど、酒が入って仕事をするのはツラいものがあります。 それでも、納期は待ってくれない…

『いい餅屋』の見つけかた。

昨日、新事業の相談をするために、ある方とSkypeでお話をしていました。そんな会話の中で出てきたのが、「餅は餅屋」という言葉。ー餅屋が作った餅が自作よりも旨いように、専門的な事はその道のプロに任せよう。という意味ですよね。 さて、そんな餅屋。Goo…

ご提案「GW休めそうなライターは、最終日にこれやっとこう!」

クリスマスや年末年始、お盆など世間的には、多くの人が休業となるタイミングが年に何回かあります。でも、ある程度は定量的に仕事が入るライターさんは休めませんよね?なぜなら、雑誌やムックの制作時期が重なるからです。そんな休業期間ですが、GWだけ…

日本・エジプトの『とある共通点』に学ぶ

海外旅行といっても、3時間半ほどで着くグアムへ、たった1度しか行ったことがない私。しかし、ありがたくも私の周囲には、成田からの直行便で12~14時間もかかる『エジプト』へ度々赴任している友人がおります。

敵をつくらない為の思考転換術

人間誰しも『好き嫌い』というものはあって、とくに嫌いという感情は、相手がどうであっても感じてしまうものだと最近つくづく思います。それでもフリーランスとなったからには、どんな場所でも悪口を慎み、実感がなくとも頷く事が必要なときがある。なるべ…

『ブログ上の宣言』が出会いを生んだ件。

―最初の誘いを断ったら、次の機会は永遠にない。これは、とある友人のFB投稿です。(検索できそうなので趣旨で)私は、以前からSNS上ではつながっていたものの、顔を合わせてなら1度しか会った事がない友人と、短い時間でしたが、グラスを重ねてきました。き…

『聞く』ランチ会をやろうと思った。

ライターとして生きる日々では、人との出会いがたくさんあります。世の中にはいろいろな職種がありますが、きっとこの「出会い」の数は、多い方の部類に入っていると思っています。考えてみれば、取材先1件につき、最低でも1人とはやり取りがある訳ですから…

編集は『ライターの出世系』ではありません

突然ですが、クイズです。お寿司のネタなどで人気のハマチ。これが出世(成長)すると、何という呼び名に変わるでしょうか?(こたえはブログの最後にて…)さて、冒頭のハマチは出世魚としても有名ですが、ライターさんもある程度経験を積むと、多くの人は『…

未来の自分を救うかも知れない『3種類の友人』

専門性に関して、だいぶ記事を綴ったので、もう一度本に戻って、違う角度から自身のワークスタイルを見つめ直します。)" title="ワーク・シフト (孤独と貧困から自由になる働き方の未来図)">ワーク・シフト (孤独と貧困から自由になる働き方の未来図)作者: …

本を読んで反省したこと(2013年1月)

年末に書店で平積みされていた「ワーク・シフト」なる本をようやく昨日までに読了できたので、読み進めながら考えたことを書いていきたいと思います。ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉作者: リンダ・グラットン,池村千秋出…

会社員のお正月『3大慣習』、ライターはどうする?

あけましておめでとうございます。2013年も当ブログご愛読のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。さて、新年1発目のブログは会社員が初出から数日間~1カ月かけて行う『3大慣習』をライターがやるべきかどうか、私なりの意見を書いておきたいと思います。…

依頼するDTPさんは『読者の年齢層』が基準!?

これもチームで学んだことですが、DTP作業を仕事とするフリーランス(個人)の方々は驚くほど、個々人でまったく違う作風のページデザインを提示してくるものです。とくに今回のチームで実感したのはDTPさんご自身の年齢とデザインの関係。とくに30代と40代…

DTPの『5つの苦労』は、ライターが手伝えるかもしれない

普段は「編集-ライター」という関係が多いですが、チームになると「DTPーライター」という関係も生まれたりします。これはチーム内に編集さんがいない場合、少しは知識をもつ(ことが前提だが)ライターが編集を担った方がスムーズな場合でしょう。今回のチ…